Amanda（アマンダ）チェア MYC0257 椅子 イス いす CHAIR AbitaStyle アビタスタイル 遠藤照明

環境に優しいリサイクルレザー使用のチェア

Amanda（アマンダ）チェア MYC0257です。張地にはリサイクルレザーを使用しています。

写真は、MYC0257RD（レッド）

写真は、MYC0257BE（ベージュ）

「リサイクルレザー」について

「リサイクルレザー」とは、天然皮革の端材を集めて樹脂で固めて作られた素材です。合成皮革（人造皮革）と混同されることがありますが、リサイクルレザーはまったく異なるものです。リサイクルレザーは、天然皮革の端切れを収集し、それを樹脂で加工して作られます。これは合成素材ではなく、天然皮革から生まれる素材です。

ドイツを含む環境に優しい国々で開発・製造されており、現在ではイタリア、フランス、スペイン、アメリカ、カナダなどの欧米諸国でも生産されています。リサイクルレザーは、皮革製品の製造過程で出る端切れを粉砕し、それにラテックス樹脂を混ぜて固めたシート状の素材です。これによって、以前は廃棄物とされていた皮革素材を再利用し、環境に優しい素材を生み出しています。リサイクルレザーは樹脂などが約40％含まれていますが、天然皮革独特の自然な風合いを保っています。以下はリサイクルレザーの主な特徴です。

• 過去には廃棄された皮革製品の端材がアップサイクルされ、環境に優しい素材として再生されています。
• スクエア状のシート形状で提供され、取り扱いが便利です。
• 天然皮革に近い風合いを楽しむことができます。
• 価格は本物の皮革に比べて経済的です。
• 表面に型押しや顔料染めを施すことができます。
• この素材は本物の皮革とは全く異なる風合いと触感を持っており、合皮とは一線を画しています。

ヨーロッパでは古くから、動物の皮を革製品（靴、鞄、財布など）に加工し、愛用されてきました。しかし、動物の皮はサイズや品質のバラつきが大きく、大量生産には不向きな素材です。革製品の製造過程で必ず発生する端材も貴重であり、この端材を有効に活用し、効率的に大量生産する方法を研究するための取り組みが、約100年前からヨーロッパで始まり、今も続いています。

リサイクルレザーの主要生産国は、ドイツを始めとする欧米諸国です。イタリア、フランス、スペイン、アメリカ、カナダなどがその中心で、現時点ではアジア諸国、日本を含む生産拠点は存在しません。