千葉県の戸建て住宅にお住まいのお客様の事例です。ご新居の階段踊り場に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を設置いただきました。限られたスペースを最大限に活かした配置であり、「これ以上の有効利用はない」と言えるほどの活用例です。


踊り場に本棚を置くことで、階段に腰をかけながら本を手に取ったり、並ぶ本を眺めながら登り降りしたりと、日常の動線の中に自然に読書のシーンが組み込まれます。生活の中心に本棚が位置することで、意識せずとも常に本と向き合う環境が生まれ、読書が特別な行為ではなく日常の習慣へと近づいていきます。
この本棚はまた、家族全員に開かれたライブラリーとしての役割も担っています。リビングや個室に置かれる本棚とは異なり、階段の踊り場は誰もが必ず行き来する場所です。そのため、家族一人ひとりが自然と立ち止まり、気軽に本を手に取れる環境が生まれます。親が選んだ本を子どもが手にしたり、子どもが置いた本を親が読み返したりと、本を通じての小さな交流が日常のなかで積み重なっていくのです。








今回の設置は偶然の空間活用ではなく、設計段階からの計画によるものです。お客様が「新居には階段踊り場に本棚を」と希望され、それを受けて設計者や工務店が調整を重ね、左右ぴったりと嵌まる形で美しく収められました。そのため、単なる後付けの家具ではなく、建築空間の一部として自然に溶け込み、完成度の高い仕上がりとなっています。
特に印象的なのは、階段まわりのディテールの精緻さです。手摺子のフローリングへの着地部分や階段そのものの納まりがきれいに処理されており、建築と本棚が一体となって機能美を感じさせます。結果として、何気ない日常動線の中に圧倒的な機能を備えた読書空間が生まれ、家族のライブラリーとしての役割も果たしながら、暮らしに豊かさと知的な彩りを添えています。





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