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オリジナルオーディオラック 壁一面の本棚 奥行350mm / Shelf

お客様よりいただいた「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」の画像を紹介しす。“縦3コマ×横5コマ”の棚に専用オプション引き出しを組み合わせ、LPレコードやCDを収納としてお使いになっています。棚の上には2台のレコードプレイヤーやアンプを置き、専用アクセサリーの引き出しを組み合わせ、LPレコードやCDの収納棚としてお使いになっています。本棚の両脇にはスピーカーが配されていて、この一角はオーディオが主役のゾーンになっています。

オリジナルオーディオラック

なお、こちらの棚は下の画像の様に最上段を開放して利用することを想定して設計されていますが、お客様におかれては棚の上にレコードプレイヤー等を置くために棚の上下を逆さに設置しておられます。 棚の縦材が少し突き出している部分をインシュレーター(機材の足)が跨ぐ形で収まっています。

壁一面の本棚 奥行350mm/Shelfシリーズ

なお現在では、この縦3コマ×横5コマの本棚は「Shelf ロータイプ本棚 奥行350mm」のタイトルで、最上部に天板のあるデザインに変更してご用意しています。壁に沿わせてローボードとしてお使いいただくことはもちろんですが、オープンラックとして表裏どちらからでも利用できる構造を活かして間仕切り家具やパーティションとしてお使いいただくこともできます。

本件には専用アクセサリーの「CD収納用引き出し」が6台、「A4書類収納用引き出し4段」が1台、設置されています。これらは奥行き350mmの本棚専用のオプションツールで、セルの中に挿入して使うカセット式のユニットです。配置の変更も、入れ替えるだけで簡単に行えます。

専用アクセサリーはセル内部の空間を縦横に区切って収納力を最大化して活用し尽くすために考案されたもので、「CD収納用引き出し」にはCDが約130枚収納でき、「A4書類収納用引き出し」はA4サイズの用紙を水平に分類して収納することができます。いずれの引き出しも本棚から取り出して手元近くに寄せて使うことができますが、前板の小さな穴が両面に一つずつ穿たれているのでどちらを正面にしても問題がなく、本棚に戻すときに前後を気にする必要はありません。本件では専用アクセサリーを使って「見せない収納」を実現しています。レコードを取り扱うときに使う細かい道具をはじめ、室内に散らかりがちな文房具や電源コード、あるいは大切な郵便物に至るまで、様々なモノの保管が可能です。前板は指をかける穴が1つ空いているだけのシンプルなデザインで、視界を遮ると同時に、壁面収納の一部にソリッドな景観を形成しています。

専用アクセサリーには本件のような「見せない収納」のためのツールだけでなく、区分けしたモノをよく見えるようにして並べるための「仕切り板」や「本棚の中の棚」などもあり、サイズバリエーションのご用意があります。また、ビスで側板に固定する組み立て式の「トレー」のご用意もあります。

この本棚からは、その内側に大量のコンテンツが納められている気配が濃厚に伝わってきます。その一方で、全体はシンプルな外観になっています。専用アクセサリーで高い収納力の「見せない収納」を作り、正面に飾られたLPレコードのアートワークでメッセージが強く主張されています。黄色い壁の前に置かれた収納家具の最前面には棚板の見付による15mmのラインが描く3×5のグリッドがくっきりと現れていて、全体の印象が統合されています。一番下の段では直接フローリングの上にコンテンツが置かれてフローリングに棚板のラインやジャケットのアートワークが映り込み、アーティスティックな雰囲気が引き立っています。木材の質感と柔らかい色合いによってアコースティックな優しい雰囲気も加わっています。


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