品川区・大田区を中心に不動産事業をされている(株)アイディプロパティ様の事例です。
新たに展開するシェアハウスのダイニングテーブルに「Tavola スプルス積層パネルを用いたテーブル スチール脚(浮造り調)」をご採用いただきました。
打ち放しコンクリートの天井
打ち放しコンクリートの天井と綺麗に仕上がった壁面に囲まれ、その椅子のデザインと合わせて置かれたテーブルは、日常生活からやや距離を置いたエスニックは雰囲気を醸し出しています。
建築計画の段階から意図して作られた打ち放しコンクリートの天井面に比べて既存の天井を剝がしてこうした剥きだしの状態の天井を見せることはある意味リスクも伴います。しかしこの様に必要な箇所は補修をして木製型枠のそのままの表情が再現できるとそれはかえってストイックな見え方になります。
コミュニティ型賃貸住宅
最近、新しい空室対策として注目されているのが、コミュニティ型賃貸住宅とも呼ばれるシェアハウスです。
空室対策として、シェアハウス用にリフォームしている物件、シェアハウスに転用することにより空室対策につながる理由と転用の具体的な方法。シェアハウスのリフォームが終わったあとは、各個室や共用部分に、家具・家電などを揃えていきます。 どの程度揃えなくてはならないという規定はありません。
シェアハウスのメリット
もし、所有する建物がある地域の環境(学校や若者が多い・駅が近いなど)がシェアハウスに適しているのであれば、通常の賃貸と入居者層が異なるので転用したほうがよい ケースもあります。 ほかにも周辺物件の賃料の相場なども転用を検討するための材料となりますよ。一般的な賃貸物件と比べてシェアハウスは、
1.賃料が安い
2.設備品がそろっている
3.人とのつながりが増える
などが入居者に対するメリットとなりそれが入居につながる可能性を上げます。その中で2,3を満たすツール、すなわち家具を考えるときの共用部家具 ダイニングテーブルに注目してみます。
ダイニングテーブルの適正なサイズ
ここでダイニングテーブルの人数に応じた適切なサイズについて考えたいと思います。
ダイニングテーブル1人分のスペースは、幅600mm× 奥行400mm前後が目安と言われております。このスペースは、1人分の食器を並べられるスペースと、隣に座る人と体が当たらないスペースとなり、6人で使用するテーブルサイズの目安は、1800mm× 800mm、となります。ただし、これはあくまで目安というだけで、食事のスタイルによってダイニングテーブルのサイズも変わってきます。しかし6人で2400mm× 900mmのテーブルは圧巻です。十分な広さで隣の人との距離もあるのと何と言っても新しい生活に対するぼんやりとした期待がそこから感じられます。
シェアハウス
建築的にも旧態依然の賃貸住宅の空室が目立ちはじめたこともあり、不動産業界におけるリノベーション市況の活性化、築古戸建や利用価値を終えた社員寮などをシェアハウスとして再利用するケースが多く、特に本件の様に個性的なデザインや家具・インテリアを共有スペースに設けている物件も多くなってきています。 その他にも、通常の一人暮らしでは難しい大型スクリーンを配したシアタールームやフィットネススタジオ、本格的な楽器演奏が可能な防音室、プロ仕様のキッチンなど物件の高付加価値化が進んでいます。シェアハウスは、通常の賃貸アパートに比べ初期費用・毎月の費用が低価格なのも大きな魅力です。
また共通の趣味を持つ入居者を集めたシェアハウス、ITスキル向上や起業家支援などのビジネスパーソン向けのシェアハウス、保育園を併設してシングルマザーを支援するシェアハウスなど、特徴を持った物件もどんどん増えています。
この事例と関連するプロダクト
ダイニングテーブル、コンソールデスクを中心にしたシリーズ。座卓、文机も。