学生時代の読書環境

 

テレビのニュースによると、最近の学生は一年に本を一冊か二冊程度しか読まないそうです。今の学生は、昔の学生と比べると、
いろいろと忙しく、書籍購入に使うお金もあまり余裕がないのも理解できますが、
ちょっともったいない気がします。
本を読むことで想像力の範囲が広まり、人生が豊かになるはずですが、実際は手軽な実用書しか売れていない、という現実もなんとなく寂しい気もします。
書店に行くのは、新しい出会いを探しに行くような、わくわくする感じがあったのですが、それもそのうち無くなってしまうのでしょうか。

本棚

国内の書店の数もどんどん減っているそうですが、その理由の一つには、Amazonや楽天などのECサイトで買えるようになったので、書店に行く必要が無くなったことはあると思います。それも寂しい話ですね。

何年もかけて、ゆっくり読んで理解したいと思える本、もしくは手元に物として残しておきたい本は紙書籍、すぐに必要で、それを満たしたら手元に要らなくなるタイプの本は電子書籍という風に買い分けていくのが賢い購入方法かもしれません。

どちらの読書も共通して言える事として、多くの本を読むことで語彙力をつけることが出来るのではないでしょうか。ボキャブラリーと言った方が馴染み深いかもしれません。この力が実生活で役に立つと実感できるのは、学生が卒業してからの仕事での場面です。
大切な商談や練り上げた企画をプレゼンするという場面を想像してください。限りある時間内に、無限の単語や言い回しを組み合わせて商品や企画を魅力あるものに見せる必要があります。そんなとき、語彙力があれば自然に無駄のない言葉を紡ぎ出すことができるのです。学生時代に多くの読書を楽んでいることで、無理なく語彙力をつけることができるというわけです。

もし子供がいらっしゃるご家庭であれば、本棚が日常にあることで読書する環境をつくる事ができますよ。

壁一面の本棚

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