背表紙を綺麗に揃えて

小さな頃から本を読むことだけは続けてきました。当然のように本は増えていき、あまりにも増えすぎると古本屋に持ち込んだり図書館に寄付をしたりしてきました。

それでも私の本棚には常に250冊から500冊くらいの本が揃っています。小さな頃からの習慣で本が無いという生活がどういうものなのかが理解できないと思います。おそらく無意識のうちに本が家にあって当たり前になっているのだと思います。

ですから、本棚があるのは当たり前、勿論書籍もです。ただ書斎という意識があまりなくどこでも自分がいるところが書斎替わりになっていました。

今でもある時は寝室が書斎替わり、リビングが書斎替わりと場所は変わりますがやはり読書の習慣は続いています。slf-ar-counter (1)

年齢が高くなってくると今まで読めていた文庫本が段々と辛くなりどうしても単行本になってきました。ハードカバーは若い頃はあまり好きではなかったのですが今はそういう方が並べやすかったり本を探すのに役立ったりしています。変われば変わるもんだなと自分でも不思議な気がします。

本を買ってくるとまずは帯封を取ります。そして読むときはカバーを外して裏返しし白い紙の方をカバーにして読みます。読み終わるとまた元の背表紙に戻して本棚に置きます。

私は何か気持ちにモヤモヤしたものがあったりするときは気分を変えるためによく本を読みます。そのために軽い気持ちで読める本を必ず本棚に置いておきます。気軽に読めることと、少しの間でもその本の世界に入っていろいろなことを忘れることができるので私の生活にとっては必需品とも言えます。とはいえ昨今は書籍も電子書籍ができ本棚が段々といらなくなるようになってきました。とはいえまだまだ紙の本には品揃えが敵いません。敵わない間はきっと私は本を買い続け本棚に並べ続けることと思います。その場所は家の中でもきっと私の安らぎの場所になっているに違いありません。

もしかしたら近い将来消えていってしまうのかもしれませんが今はまだ時間が許す限り本棚と書籍と書斎がある生活を続けたいと思います。

margherita 東京ショールーム

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