逗子市の戸建て住宅にお住いのお客様です。お住いのダイニングの壁面に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を設置いただきました。柱と窓に挟まれた浅いアルコーブに、本棚の両端の列を縮小調整することで、空間にきれいに収まるよう施工されています。

室内は壁と天井面を除きステイン色で統一されており、本棚も同様にオイルステイン仕上げが施されています。お客様は工務店に勤務されており、DIYにも精通されていることから、本棚だけでなく隣接するキッチンの壁面にも自らシナ合板を施工し、オイルステイン塗装を施されています。広い壁面に均質な仕上げを施すことは一般的に難易度が高い作業ですが、それを非常に丁寧に仕上げられています。また、窓面のブラインドの吊元を隠すカーテンボックスも自作されており、本棚との取り合い部分を見ても、細部の納まりや施工手順に関する豊富な知識が伺えます。












このような背景のもとで設置されたオイルステイン仕上げの本棚は、あたかも以前からそこに存在していたかのように室内空間に溶け込み、統一感のある落ち着いた印象を与えています。



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