神楽坂で絵画教室「かえる工房」を主宰されているお客様。そのアトリエには、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」と「Shelf ロータイプ本棚」を直角に組み合わせて設置いただきました。壁面本棚は壁に沿って、ロータイプ本棚は室内を緩やかに仕切る間仕切りとして作用し、L字型に囲まれた空間がアトリエの中心を形づくっています。
囲まれたスペースには白い耐水性のテーブルトップで覆われた作業台が置かれ、先生と生徒が向かい合いながら水彩画に取り組む場所となっています。限られたスペースであっても、本棚による囲い込みが空間を引き締め、落ち着いた集中の場を生み出しています。
本棚の中には水彩画で使用する画材や道具が整然と収められ、隣には参考となる画集や美術書が並びます。水彩画、とりわけ風景画は描く手順や技法の積み重ねが大切であり、基本的な所作を丁寧に学ぶことが求められます。この教室では、その基礎を一つひとつきちんと伝えることを大切にされており、本棚はその営みを脇から支える存在として機能しています。
「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」と「Shelf ロータイプ本棚」の間仕切りがつくる構成は、単なる収納を超えて「学ぶための場」を整える役割を果たしています。道具や資料がきちんと収まった空間で、先生と生徒が落ち着いて向き合い、絵に取り組む時間が流れていく。その秩序だった佇まいの中に、教室としての信頼感や安心感が自然と宿っているようです。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。美術全集、画集など大型本の収納に。
間仕切り、パーティションにも。両面から使えるロータイプ本棚。
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