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可動間仕切りでつながるオーディオルーム Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm / ロータイプ本棚

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都内のマンションにお住まいのお客様の事例です。
リビングに可動間仕切りで続く小部屋を、オーディオルームとして活用されています。壁面には「Shelf ロータイプ本棚」と「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を2台連結し、レコードとオーディオ機器を一体的に収める構成としています。

約500枚に及ぶLPレコードとCD、そして2台のターンテーブル。これらを壁面に集約することで、空間の重心が明確に定まっています。ロータイプ本棚の天板は、ターンテーブルの奥行やインシュレーターの位置に合わせて専用に加工。安定性を確保しながら、操作性にも配慮された構成です。ターンテーブル上部はあえて開放されています。その結果、壁面は大きなL字型を描くような構成となり、機器を囲い込まず、軽やかな印象を生み出しています。均質なグリッドの中に抜けを設けることで、量感のあるレコード収納でありながら圧迫感を抑えています。

一般にアナログレコードを愛好される方は、閉じた空間で音に没入する環境を好まれることが多いものです。しかし本件では、リビングと緩やかにつながる開放的な構成を選択しています。上部が開いた壁面はリビング側からも視認でき、生活の気配を遮断しない軽やかさを持っています。小部屋に収斂されたオーディオ機器は、その室内だけで使うときには密度のある心地よい音場空間をつくり出します。一方で可動間仕切りを開き、リビングと一体の空間として使われる場合には、その音がリビング全体をやわらかく包み込むように広がります。空間の開閉によって、音の広がり方も変化する構成です。

可動間仕切りによって必要に応じて空間を閉じることも可能ですが、基本的には都市的で現代的な心地よさを優先した音場設計となっています。生活音を過度に排除するのではなく、日常と共存するオーディオ空間。そこに、この住まいならではの価値があります。

レコードの背表紙が連続するグリッド、整然と並ぶ機器、そして余白。収納でありながら、同時に音場を支える構造体として壁面が機能しています。趣味を閉じ込めるのではなく、暮らしの延長に置く、このオーディオルームは、その姿勢を端的に表した空間です。


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Shelf ロータイプ本棚

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