リビングの入口付近に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を大きくカスタマイズして設置いただいた事例です。

一般的な壁面収納としての形にとどまらず、室内の梁や天井高さ、既存の壁面条件に合わせてセルの寸法を縦横に調整し、生活に必要な収納機能を一か所に集約する構成としています。大きな梁下に本棚を収めながら、一部は天井近くまで立ち上げることで、限られた壁面を有効に使い、リビングの入口まわりにまとまりのある収納スペースをつくり出しています。







各セルには、書籍、玩具、書類、収納ボックス、日用品などが用途ごとに整理され、オープンな棚とボックス収納を組み合わせることで、見せる収納と隠す収納がバランスよく配置されています。下段には大きめの収納ボックスを収め、日常的に使うものを出し入れしやすい高さにまとめる一方、上部には使用頻度の低いものを収納するなど、生活動線に沿った使い分けがなされています。
正面から見ると、梁下に沿って高さを抑えた部分と、天井まで伸びる部分が組み合わされ、単純な矩形の本棚ではなく、必要な機能を抽出して空間に合わせて再構成したような造りになっています。リビングと隣接する空間の境界に置かれながら、間仕切りのように圧迫するのではなく、収納家具として生活の道具を受け止め、室内全体を整える役割を担っています。





「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」をベースにしながら、既製のグリッドをそのまま用いるのではなく、住まいの形状と日々の使い方に合わせて柔軟に組み替えることで、リビングの一角に機能的で密度のある収納壁面を成立させた事例です。

この事例と関連するプロダクト

壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。美術全集、画集など大型本の収納に。


