BASE デスクの組み合わせによる仕事基地 ホームオフィス家具 スタンディングデスク リモートワーク テレワーク 薄型デスク スリムデスク

スタンディングデスクで仕事基地を作る
在宅ワークのON/OFFを作る
スタンディングワークに高まる関心
長時間座ったままの姿勢が運動不足により下半身の筋肉が衰えやすく、特にふくらはぎがほとんど動かないという問題があります。座りすぎの問題点は、このように下半身を中心に血行が悪くなることです。海外の研究では座る時間が多いと寿命に悪影響を及ぼすという結果が出ており、糖尿病や動脈硬化を引き起こすとも言われています。
一方で立って仕事を行うスタンディングワークは話題の働き方となりました。多くの海外企業がすでにスタンディングワークを取り入れており、近年では国内の会社も採用する職場が増えています。
スタンディングデスクで、在宅ワークでも気分転換
座った状態での仕事、立った状態での仕事、これはオフィス空間での気分転換、作業の効率化という観点からは効果的と言われてますがこれを在宅での仕事に持ち込むのは現実的には難しいと言えます。
ここで提案するのは「在宅ワークで自由にON/OFFが出来る自分用の仕事基地BASE」です。
2種類の高さからなる机の組み合わせによりL型のワークデスクを構成でき、座った姿勢で仕事、立った状態でのオフを実現できます。



組み合わせ例
穴熊囲いに配置する(スタンディング併用型)
リビングまたは書斎のコーナーとデスクの組み合わせにより室内にもう一つの室内を作り、その囲まれた空間に籠る形の構成です。


壁に沿って一列に配置する(スタンディング併用型)
室内の壁の一辺に高さの違う作業机を並べそこを作業場とする構成です。ビジネスホテルのコンソールデスクにもう一台スタンディングデスクを配置したイメージです。


コーナーに沿ってL字型に配置する(スタンディング併用型)
穴熊型の配置とは逆に部屋のコーナーに沿ってL字型に配置する構成です。壁に向かって仕事ができ、同時に空間を無駄なく広く使うことが出来ます。


スタンディングデスクとは
これまでのデスクワークは椅子に座った状態で行うものとされてきました。それに代わり最近立った状態での作業に合わせて考えられている机がスタンディングデスクです。
立って仕事を行うことは「スタンディングワーク」と言われてますがこれは椅子に長時間座るよりも体内の血液循環にとって良いため、健康維持への効果が期待されてるからです。
ちなみにシドニー大学などオーストラリアの研究機関が行った調査によると、1日の中で最も長時間座っている国民は日本人とのことで、世界平均よりも2時間多い約7時間も椅子などに座り続けているようです。健康リスクを考えると、働き方を変えていく必要があると言えます。
今後、日本でもデスクワークのあり方が見直され、スタンディングデスクへの移行はますます増えていくものと考えられています。
ただ、当然のことながら長時間の立ちっぱなしも疲れるので、適度に座ったり立ったりすることが健康維持に良いとされています。
スタンディングデスクのメリット
集中力が増す
一般的に長時間、椅子に座って仕事をしていると気付かないうちに集中力が落ちてくると言われてます。座っている姿勢は体が安定しているため、少し休憩したいと思えばすぐにできます。また体温により座面が温まることで眠気を生じやすくなることも集中力が持続出来ない理由であると言われています。
一方で、スタンディングワークは立った状態であるため、デスクに向かっている間はある意味緊張感が得られます。この緊張感は、高い集中力と生産性を生み出す原動力もあります。座った状態のように背中が温まらないため、得られた集中力を長く持続でき、眠気も生じません。また、立っている状態では足を自由に動かすことが出来ます。集中のしすぎで疲労感を感じた際は、軽い運動やストレッチでリフレッシュすることにより、仕事のパフォーマンスはより向上すると言われてます。
こういった背景から立って仕事を行うスタンディングワークは話題の働き方となりました。多くの海外企業がすでにスタンディングワークを取り入れており、近年では国内の会社も採用する職場が増えています。
効率が上がる
実際にスタンディングデスクを使って仕事をしていると前述した様に能率面、健康面での効果もさることながら最初のうちは足が疲れてくるために「早く仕事を終わらせよう」という意識が自然とわいてくる、といのが現実的なことの様です。そのための効率アップは個人差はありますが20-40%アップとも言われています。
姿勢が正される
スタンディングワークは、頭頂から足裏までをまっすぐにした状態で行います。この姿勢は背骨が自然とS字を描きやすく、実は人間の体にとって理想的な立ち姿勢です。
首を前へ伸ばすようにのめり込んだ姿勢は、背骨がS字ではなく前傾姿勢をとり、キーボードに向かって肩をすぼめています。もともと腰に負担がかかる座り姿勢の上に、肩をすぼめた猫背になっていることが腰・肩の痛みの原因です。その結果腰痛や肩こりが改善されるどころかかえって悪化する方向に向かいます。
立ったまま仕事するスタンディングワークは、腰や肩に大きな負担がかかりません。姿勢が自然と正される点は、座り仕事で腰痛・肩こりに悩む方ほど実感できる効果と言えます。
運動不足が解消される
長時間座ることで起こる血行悪化や運動不足が改善されます。売り場の店員や美容師といった常に行動範囲は狭いながらも立ちっぱなしが常態化している職種では最初のうちはかなり脚に疲労が溜まると言われてます。しかし約一週間で慣れてきたのちは立ち続けることに何の違和感も感じられなくなると言われています。これがまさにスタンディングデスクに求められるワーキングスタイルであり気付かぬうちに運動不足が解消され健全な体に戻っていく過程を実感できます。
軽い筋トレ状態になる
ただ立っているだけでは運動量が少なすぎると見過ごされがちでしたが、立ったまま過ごす時間を増やすだけで、カロリー消費量を増やすことができます。立ったり歩いたり姿勢を維持したりといった日常の動作を支える筋肉は、大腿の前面にある「大腿四頭筋」、お尻にある「大臀筋」、お腹にある「腹筋群」、背中の「背筋群」だ。これらの筋肉は重力に対して立位の姿勢を維持する働きをしています。すなわち立っているだけで軽い筋トレ状態になっているのです。
もちろん、スタンディングデスクのデメリットもあります。例えば、、、
- 【足に疲労がたまる】
- スタンディングワークは立ちっぱなしの姿勢となるため、足に疲労が溜まる点がデメリットです。特にスタンディングワークに慣れていない方は、1時間続けただけでも足裏が痛くなってしまいます。しかしこの点に関しては前述した様に約一週間継続することによる慣れによりほとんど解消されると言われています。
- 【慣れるまでは時間がかかる】
- まず、慣れるまでは筋力もないことから、脚の疲れに悩まされることになります。イスに座る時間を適度に入れないと、仕事が続かないという人も多いようです。
在宅ワークにおけるスタンディングデスクの提案
オフィスにおける場合との違い
近年スタンディングデスクの普及によりオフィスでの使用が増えてきています。これは原則座り仕事をしながら必要に応じてスタンディングデスクの廻りに集まり軽い打合せをしながらの利用です。これは同じ姿勢を取り続けることへの対処、気分転換には有効です。スタンディングデスク、座った状態での仕事、それぞれにメリットデメリットがあるために異なる状態に体を動かすことのメリットが生かされた方法と言えます。
しかしこれを在宅でやる場合には難しい点があります。一つは在宅の場合仕事をしている人は一人なので軽い雑談もなく、また雑談はないまでも二か所で働くということは二つの仕事もしくは同じ仕事を持ち運ぶことに繋がります。
スタンディングデスクと座り仕事を併用する
立ったままで仕事をしていても集中力は続かないため、疲れた場合は椅子に座ることも必要です。立てる時に立ち、疲れたら座ることで、徐々にスタンディングワークに体が慣れるでしょう。慣れてくれば作業時間のほとんどを立っていることも難しくありません。
高さの異なるデスクを一か所に配置する
高さの異なる机を直角に配置することでそれは可能です。更にその高い方の机が低い机に被さるように配置すればコーナー部分のデッドスペースが生じません。効率よくデスクトップを構成することが出来ます。
また直角に配置することにより人の移動距離を最小限に立ったり座ったりという動作が可能になってきます。
動作(作業)を分ける
在宅で仕事をする場合、オフィスで働く場合と違い圧倒的に時間を有効に稼ぐことができます。それは通勤時間であったりオフィス内での移動、更には昼食時の屋外への移動といった実質的に都内であれば2,3時間の失われた時間を取り戻すことが出来ます。しかし一方で失われた時間に身体は動かされ無意識のうちに小運動をしていたのも事実です。
ここではその失われた時間を一度取り戻しその時間は在宅業務以外に充てる、それは読書であっても他の業務であってもいいと考えます。更には逆にそこで失われた小運動を今度は異なる姿勢で仕事に臨むことにより少しでも「籠りがち」な生活に変化を与えるべく考えました。
スタンディングデスクの高さに関して
立ったままでちょうどいい、やや高めのデスクの高さを設定、理想は、キーボードへ手を置いたときに腕が直角になるような高さがいいとされています。また、目線が床と並行になるようディスプレイをセッティングすれば、首への負担が気になりません。
身長をもとに、バランスがいいとされるデスクの高さについて下記の表にまとめました。書き仕事に適した高さから5cm程下げた位置がキーボード作業にベストです。
身長 | 書き仕事 | キーボード作業 |
---|---|---|
150cm | 91cm | 86cm |
155cm | 94cm | 89cm |
160cm | 98cm | 93cm |
165cm | 101cm | 96cm |
170cm | 104cm | 99cm |
175cm | 107cm | 102cm |
180cm | 110cm | 105cm |
185cm | 114cm | 109cm |
190cm | 117cm | 112cm |
出典元:Bauhutte「スタンディングデスクでの最適な机の高さの自動計算ページ」
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