都内の戸建て住宅にお住まいのお客様の事例です。3階に位置する二間続きの一室に、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を2台連結したものと、書斎に「Shelf ロータイプ本棚」を設置いただきました。

壁一面を覆う形で設置された2台連結タイプの本棚には、中央付近に幅2コマ×高さ4コマ分の開口部を設け、大型テレビを配置しています。このような開口位置やサイズの工夫により、収納性とテレビ視聴の機能性を両立させ、室内全体の利便性を高めています。
なお、均質なグリッド状の棚に4コマ分の開口部を設ける際は、上部の棚板がその上方の荷重を全て受ける構造となるため、集成材による桁材を多めに挿入して板を補強しています。そのため、この開口部の上部に重量のあるもの(特に書籍)を置くことは極力避けていただくようお願いしています。





また、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」2台の連結部分で窓側に位置する箇所には、市販の小型テーブルを置き、カウンター付き本棚のような使い方をされています。このテーブルは小型で軽量なため、日常的なレイアウト変更も容易で、本棚から切り離し独立したワークスペースとしても機能します。将来的な使用方法の幅を広げる柔軟な配置となっています。

窓下のロータイプ本棚
書斎には、7コマタイプと特注の2コマタイプの「Shelf ロータイプ本棚」を、それぞれ3段の高さで連結設置し、窓下のスペースを有効に活用しています。このロータイプ本棚上にはサボテンを中心とする観葉植物が置かれ、窓から差し込む自然光を背景にそれぞれが特徴的なシルエットを描き出し、室内に落ち着きと華やかさを兼ね備えた空間を演出しています。








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