片瀬西浜海水浴場に、講談社「ヤングマガジン」の漫画とともに夏の一日を過ごせる「ヤンマガ飲める読める海の家」がオープンしました。開催期間は2026年7月1日から9月13日まで。海風や波音を感じながら、漫画を読み、食事やビールを楽しめる海の家です。


店内には総計約1万冊の漫画が並び、その収納と展示のために、マルゲリータの「Shelf 壁一面の本棚」を全面的に導入いただきました。本棚には、『頭文字D』『賭博黙示録カイジ』『ザ・ファブル』『彼岸島』をはじめ、ヤングマガジンから厳選された作品が並び、来場者が自由に手に取って読むことができます。対象となるスペシャルメニューを注文すると、気に入った一冊を持ち帰ることができる企画も用意されています。
広い店内には、テーブル席やソファ席がゆったりと配置されています。その周囲を囲むように本棚を連続して設置することで、漫画を収納する機能と、客席を緩やかに区切る間仕切りとしての役割を両立させました。背板のない本棚は視線や光を通すため、まとまった量の漫画を収納しながらも、海の家らしい開放感を保っています。




壁面には高さのある本棚を配置し、数多くの漫画を効率よく収納しています。一方、海に面した場所には高さを抑えた本棚を並べ、客席から海への視線を遮らない構成としました。本棚のセルには漫画の背表紙が規則的に並び、一部では表紙を正面に向けて作品を紹介しています。豊富な蔵書を見渡しながら、その場で読みたい作品を選べる大きなライブラリーのような空間です。














建物は、既存の鉄骨梁や波板屋根をそのまま見せた、海の家らしい簡潔な構成です。経年による表情を残した鉄骨、木製の床、明るい色の本棚が重なり、期間限定の建物でありながら、漫画を読むための落ち着いた居場所がつくられています。
また、本棚は単に壁際へ置かれているのではなく、海側の客席や通路に沿って配置されています。低い本棚越しに水平線や江の島を眺めることができ、漫画の並ぶ室内と海辺の景色が一つの視界の中に収まります。屋内で漫画を読む時間と、海を眺めて過ごす時間とが切り離されることなく、自然につながる構成です。









メニューには通常のフードやドリンクに加え、ヤングマガジンの作品から着想を得た限定メニューも用意されています。「藤原豆腐の冷奴」や「キンキンに冷えてやがるビール」など、漫画の場面や世界観を食事とともに楽しめる内容です。
海水浴の合間に立ち寄る場所として、食事やビールを楽しむ場所として、あるいは一冊の漫画をゆっくり読む場所として。マルゲリータの本棚は、大量の漫画を収めながら、客席を構成し、海への眺望を残すための家具として使われています。
海風と波音のなかで、漫画を読みながらビールを飲む。海の家に本棚を持ち込むことで、夏の海辺にこれまでとは異なる過ごし方が生まれました。



この事例と関連するプロダクト

天井まで目一杯、壁一面を本棚に。A5判の単行本、コミック本を納める薄型本棚。

間仕切り、パーティションにも。両面から使えるキャスター付きロータイプ本棚。


