「株式会社 WORDS」様は、経営者と企業を「言葉」で支えるエディトリアル・エージェンシーです。経営者の思考を言語化する顧問編集者事業や、デモブックス事業を展開し、言葉を通じて企業の輪郭を明確にする活動を行っておられます。その特性上、空間には二つの役割が求められました。
ひとつは、数多くの書籍や媒体をすぐ手に取れる環境であること。もうひとつは、顧客企業の想いや構想を丁寧にくみ取るための、落ち着いた対話の場であることです。

そこで計画されたのが、三面を本棚で囲う半閉鎖的なスペースです。「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を用い、壁面をコの字型に構成。一面は完全に開放し、来訪者をやわらかく迎え入れるレイアウトとしています。囲われていながら閉塞感を生まない、独特の包まれ感を持つ空間です。
背板のない抜けのある構造により、本棚の隙間を通して外部の気配がほのかに感じられます。時間帯によっては陽光が差し込み、書籍の背表紙や棚板に柔らかな陰影をつくります。閉じた構成でありながら、光と視線が通り抜けることで、軽やかさが保たれています。三面を本に囲まれたこの空間は、単なる収納ではなく、企業の思想そのものを可視化する背景でもあります。壁面に整然と並ぶ書籍群は、WORDSが扱う思考の蓄積を象徴し、来訪者との対話に静かな説得力を与えています。


言葉を扱う企業にとって、空間もまたメディアのひとつ。本棚に囲まれたこの場所は、思考が深まり、対話が自然と生まれるための装置として機能しています。


















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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。ファッション誌など大きめの雑誌や
A4サイズファイルの収納に。


