都内の戸建て住宅にお住まいのお客様。2階にある群青色のアクセントウォールが印象的な部屋に「Shelf カウンター付き本棚」を設置いただきました。この部屋は奥さまの仕事部屋として使われており、濃い群青の壁面を背景に、本棚とワークスペースが静かに整えられています。

空間の一角には大きなディスプレイがアームで持ち出され、上下2台を並べたワークスペースが構築されています。ここは主にPCを用いた作業を行う場所です。そのすぐ隣に配置された「Shelf カウンター付き本棚」は、収納とともにもうひとつのワークスペースとして機能しています。デスク面は3コマ分を開放した仕様となっており、資料を広げたり手作業を伴う業務に取り組むのに適したサイズ感を備えています。

ひとつの部屋に二種類の作業環境を並置しながらも、それぞれが独立しつつ緩やかにつながっているのは、群青色のアクセントウォールの存在によるところが大きいといえます。壁が視覚的な背景となり、PC作業と本棚を使った作業という異なるワークシーンを橋渡しする役割を果たしています。











群青の壁に映える本棚は、単なる収納にとどまらず、空間全体を引き締める要素となっています。ひとつの部屋に複数の作業スペースを構築しながら、色彩と家具の構成によって秩序とまとまりをもたらした計画です。





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壁一面の本棚にデスクを組み合わせた大容量のカウンター付き本棚。
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