都内のマンションにお住まいのお客様。リビングには、道路斜線の影響によって一部が斜めに切り取られた壁面があり、その特徴的な形状を余すところなく活かすかたちで「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を設置いただきました。


本棚は2台を連結し、さらにその上部をH型ジョイナーで延伸することで、天井まで届く2段構えに。結果として合計4台の本棚を田の字型に連結させ、壮大なスケールの壁一面の書棚を構築されています。一見すると上部には本がそのまま積み上げられているかのように見えますが、背後では本棚のグリッドがしっかりと支え、堆く積まれた書籍の重みを受け止めています。










この圧倒的な壁一面の書棚を背景に、室内にはイームズラウンジチェア&オットマンが置かれています。デザイン史に名を刻む名作チェアに身を委ねながら本を開く時間は、まさに絵に描いたような理想の読書体験。チェアに腰かけた視線の高さに合わせて、本棚のセルには陶器と美術書が交互に飾られ、規則性と多様性が重なり合う豊潤な空間が広がっています。


建築の制約によって生まれた斜めの壁が、本棚によってむしろ唯一無二の舞台装置へと変わり、その前に置かれた家具とともに上質な知的空間を演出しています。日常のリビングにありながら、ひとたびこの椅子に身を預ければ、そこは外界から切り離された静かな読書の聖域となっています。


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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。ファッション誌など大きめの雑誌や
A4サイズファイルの収納に。
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