三鷹台に新しくオープンしたシェアハウス・グラン三鷹台に「Shelf カウンター付き本棚」を納入させていただきました。
「グラン三鷹台」は、京王井の頭線三鷹台から徒歩5分ほどの玉川上水に面した閑静な住宅地に立地します。入居者は約30人。それぞれの個室に加え大型ラウンジ、キッチン、お風呂、ライブラリー、シアタールーム、フィットネスジムの共有施設が完備されています。そのライブラリーとラウンジにカウンター付き本棚をご利用いただきました。
ライブラリーの様子です。20畳ほどの細長い部屋の一面に「カウンター付き本棚」を2台並べ、カウンターに向かって腰かけて読書をするもよし、その背後にあるソファーで寛ぎながら読書を楽しむことが出来る快適な構成になっています。シェアハウスとは個室の他にこの様に共同利用できる共有スペースを持った賃貸住宅です。ライブラリーの他にも大型スクリーンを配したシアタールーム、ちょっとした演奏が出来る防音室、フィットネススタジオと言った現代的な共有スペースを持つ施設もあるのが大きな違いです。そこには共有と言う狭さではなく「人とのつながり」を求める動きが新しいスタイルを確立しつつあります。
ライブラリーが面する開口部は陽ざしが玉川上水の方から注いでおり落ち着いた空間を引き立てています。この空間は開架式図書館のミニチュア版と学習室がセットになった様なスペースで読書や学習といった個々のニーズに合わせた利用が自由にできます。現代のサブスクリプションやシェアリングと言った合理的なニーズに合ったサービスが始まる時代の中で、同じように「シェアハウス」も広く日本中に浸透しはじめまています。
建築的にも旧態依然の賃貸住宅の空室が目立ちはじめたこともあり、不動産業界におけるリノベーション市況の活性化、築古戸建や利用価値を終えた社員寮などをシェアハウスとして再利用するケースが多く、特に個性的なデザインや家具・インテリアを共有スペースに設けている物件も多くなってきています。 その他にも、通常の一人暮らしでは難しい大型スクリーンを配したシアタールームやフィットネススタジオ、本格的な楽器演奏が可能な防音室、プロ仕様のキッチンなど物件の高付加価値化が進んでいます。シェアハウスは、通常の賃貸アパートに比べ初期費用・毎月の費用が低価格なのも大きな魅力です。
また共通の趣味を持つ入居者を集めたシェアハウス、ITスキル向上や起業家支援などのビジネスパーソン向けのシェアハウス、保育園を併設してシングルマザーを支援するシェアハウスなど、特徴を持った物件もどんどん増えています。
シェアハウス「グラン三鷹台」
約240棟を数える日本最大の運営会社・株式会社オークハウス様により運営されています。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。