都内の戸建て住宅にお住いのお客様のマルゲリータ使用例です。新居の地下のライトコートに面したベッドルームの一面に「Shelf 開口部のある本棚」を設置いただきました。

閑静な住宅街に建つ住まいの地下には、ライトコートが設けられています。その一段下がった静かなスペースに面するベッドルームに、「Shelf 開口部のある本棚」を設置いただきました。本棚は大きな壁面いっぱいに配置され、床から天井までの高さに合わせて最上部を調整しています。壁面全体を覆うように納まり、造作家具のような一体感のある構成となっています。
本棚には大きな開口部を設け、ディスプレイスペースとして活用しています。開口部の上部には構造を支える桁を渡しており、その上にも通常の収納スペースを確保しています。収納力を保ちながら、見せるための余白を組み込んだ構成です。開口部にはトロフィーがディスプレイされ、壁面収納の中で視線を引く要素となっています。大容量の収納と象徴的な展示スペースを両立した、ベッドルームの壁面本棚の事例です。

本棚は壁面に沿って設置されており、縦板と横板を嵌合させることで構成されています。四隅に設けたブレース材によって水平方向の剛性を確保しているため、背板を用いない構造となっています。背後の壁が本棚越しに見えることで、壁面とのつながりが生まれ、空間に広がりを感じさせます。本件では、本棚上部に背丈のあるものを置かず、セルの中に生まれる余白を活かしながら使用されています。ベッドルームの壁面を大きく占める本棚でありながら、背後の壁が見えることで周囲の壁面と自然につながり、室内の印象を明るく保っています。
本棚のまわりには、パネルヒーターやトレーニングマットがさりげなく置かれています。収納家具としての存在感を持ちながらも、周辺に余白を残すことで、広いベッドルームにさらに奥行きのある印象を与えています。また、本棚とベッドの間には、ワイド幅のトレーニングマットを敷けるほどのスペースが確保されています。収納、ディスプレイ、日常的な運動スペースが同じ室内に無理なく共存する、ゆとりのあるベッドルームの事例です。

本件では、本棚を収納家具としてだけでなく、ディスプレイボードとしてもお使いいただいています。セル内に余白を残しながらオブジェクトを配置することで、一つひとつの展示物が引き立ち、落ち着きのあるディスプレイ空間が構成されています。大きく設けられた開口部は、トロフィーの展示スペースとして活用されています。開口部に渡された濃色の桁は、構造を支える役割を持つと同時に、空間全体を引き締めるアクセントにもなっています。この開口部は、テレビの設置を想定して設計されることもありますが、本件のように展示のための特別なスペースとして活用することで、より個性のある使い方が可能になります。
また、開口部まわりに飾られたフォトスタンドも印象的です。棚板の見付がつくる細く明るいグリッドが全体を整えるため、フォトスタンドの形状やサイズに違いがあっても、まとまりのある見え方になります。さらに、周辺のセルには箱型のオブジェクトが間隔をもって配置されています。各セルに余白を残しながら一つずつ置くことで、それぞれの存在感が際立ち、本棚全体が静かな展示面として機能しています。収納量を確保するだけでなく、飾るための余白を活かした壁面本棚の事例です。

この本棚は奥行350mmのため、個々のセルに十分な収納力があります。セルが縦横に整然と連続することで、壁面全体を活用した大容量の収納が構成されています。棚板は短いスパンで組み合わされているため、書籍など重量のあるものをしっかり収めた場合でも、棚板に撓みが生じにくい構造です。収納量を確保しながら、安定した状態で長く使用できる点も、この本棚の特徴です。また、大きな開口部の上部には桁を渡し、構造的な安定性を確保しています。開口部を設けながらも収納としての強度を保ち、ディスプレイスペースと壁面収納の機能を両立した構成となっています。



この事例と関連するプロダクト

開口部付きの壁一面の本棚。大型TVを置いてリビングボードとして。


