WEB制作（ホームページ制作/オウンドメディア構築/支援）会社「株式会社コタム」様、会社の移転に伴いその制作拠点に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を導入いただきました。
WEB制作会社の制作拠点に
入居されているビルは築年数も経っていて設備的には古いものも散見されますがその分構造的にはシンプルで梁成もあるため既設の天井を外すとスラブ下までの距離もあり天井高がかせげます。またコンクリートも昨今のような流動性の高いものでなく水分も少なく打設されているため見た目は無骨ですが粗々しく力強い印象を受けます。更にその躯体を耐震補強で固めてあるため逞しい骨太な印象を受けます。
その様な枠の中でwebデザインを主軸としたデジタルマーケッティングの会社を展開されています。
既設の天井を外して躯体を顕しにしたコンクリート打ち放し面と床のパネル状の天然木の板材の対比が心地よく更に開口部一杯に広がる観葉植物がオフィス空間を心地良いものにしています。L字型に配置された本棚を背景にフリーアドレスによる広めのテーブルが4台置かれそれぞれ自由に仕事をされています。
再度構造躯体に関して
ここで言う構造躯体というのはコンクリートの場合を言います。しかしコンクリート打ち放しとは一般的に言われるそれとは似ていますが違います。一般的に言われるコンクリート打ち放しはその打ち放し仕上げ面を見せるべく型枠の仕様、ホームタイの配置、コンクリート打設時のコンディションの設定等にそれなりの気を遣います。
一方で天井を外した状態でのコンクリート打ち放しとは仕上がり面に対するケアはほぼない状態で作られるので寸法と強度さえ守られていればそれでいいという状態で作られます。また天井裏に隠蔽されている設備配管、配線も隠れると言う前提で施工されているのでその見た目は気にしていません。施行中に遺された墨もそのままです。俗語とまではいきませんがコンクリート打ち放しに対して後者は「コンクリートやりっ放し」と言われることもあります。
しかし飾らないそのコンクリート面は人為的な工作が入っていない分だけ自然に対峙するかのような落ち着いた印象があります。
この新しいオフィスに会社を移転、新しい環境で気持ちを新たに仕事に取り組んでおいでです。
専用カセット
「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」をはじめ、シリーズ内奥行350mmでは見せない収納のための「専用カセット」を用意しています。引き出し収納、仕切り板など様々な用途に合わせています。日用雑貨、文具等の細々としたものの収納、ファイル類を定位置に収める見せない収納としてお使いいただけます。
見せない収納
日用雑貨、文具等といった細々としたもの更にはファイル類などは積み重ねることが難しいためスペースはとるもののその見た目はあまりきれいなものではありません。専用カセットを使う事によりそれらを表面からは隠し見せない収納としてお使いいただけます。またそれにより一つの本棚の中でお使いいただくことにより見せる収納と見せない収納の棲み分けが自然にできます。
位置を変えられる場所を変えられる
専用カセットは350mm奥行の本棚のセルに基本的にそのセルに嵌めるだけの作りです。本棚内のコマのレイアウトを変えたいときにはそのまま入れた時と反対の動きでカセットを取り出しあらたな場所に移し替えることが出来ます。
観葉植物のあるオフィス
本件の大きな特徴にオフィス内、特に開口部に面した位置に置かれている観葉植物があります。観葉植物を取り入れると心理的な癒しや空気の清浄化などさまざまな効果がある以外にも気分がリフレッシュさせ生産性の向上にも繋がると言われています。
その具体的な効果として
●空気がきれいになる 観葉植物は呼吸や光合成によって、空気中に適量の酸素が供給されるため空気が綺麗になります。
●生産性が向上する もう一つは、それによって生産性が向上することです。観葉植物は光合成によって空気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。空気中に適量の酸素が供給されることで集中力の維持に繋がります。
●ストレスが低減される 体内にある自然に関する記憶は、「インナーネイチャー」と呼ばれます。観葉植物の見た目はインナーネイチャーを回顧するためストレス軽減につながります。オフィスに観葉植物があれば、森林などの自然な風景を見たときに感じる安らぎを、オフィス内で得ることが可能です。緑色は目のリフレッシュや疲労緩和が可能です。何と言っても空間にさわやかな印象を与える点が大きいと言えます。
飾らない内部空間と観葉植物による爽やかな環境の中コンパクトなオフィスワークが整った事務所です。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。