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ご自宅の書斎を研究室に |リモート授業を自宅で 壁一面の本棚 奥行350 / Shelf

ダイニングテーブルをワークデスクとして | 壁一面の本棚 奥行350 / Shelf | マルゲリータ使用事例

都内のマンションにお住まいの大学で教鞭を取られているお客様です。4列にオーダー加工した「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を書斎の壁面に設置していただいています。コロナ禍の影響を受けてリモート授業の急増からご自宅の書斎に研究室の機能を取り込まれ講義をされていらっしゃいます。

ご自宅を研究室に

コロナ禍が猛威を振るう中で今まで普通に行われてきた行動が様々な場面で大きな変化を余儀なくされました。大学の講義やゼミの運営もその一つで従来のように学校の研究室に集まって講義をしたり、学生たちと議論をかわしたりすることができなくなってしまいました。そんな中でご自宅の書斎に研究室の資料や書類を運び入れリモート授業をするための機材もセットして研究室を運営していく事例も増えました。

ファイルボックスで分類された本棚

壁面に効率的な収納スペースを作る

本棚1つのセルに専用アクセサリーの引き出し「ファイルボックス1列」および引き出し「ファイルボックス2列」を、6つのセルにカートン製のファイルボックスを3つのセルにアクリル製の小さな引き出し式のボックスを収め大容量かつ効率的な壁面収納を実現しています。専用アクセサリーのファイルボックスとカートン製のファイルボックスは色彩やデザインが似通っているために違和感のない外観に仕上がっています。

ファイルボックスで分類された本棚

一番上の段には天井と棚を支えて転倒を防止するための突っ張り棒が2本設置されています。天井が高く視界には入ってきませんが安心のための大切な工夫になっています。

ファイルボックスで分類された本棚

ファイルボックスを使った収納

本棚には専門の書籍やファイルなどの他に様々な断片的な紙類をファイルボックスを使って収納しています。
ファイルボックスにはインデックスを貼り付けて内容を表示してあります。またセルの木口には「縦左2」「横上3」など名前が付けられ、どの棚に並べてあるのか一覧で管理できるファイリングになっています。また自分以外の人でもラベルを目当てに探しやすいため将来の使い勝手が格段に向上します。

ファイルボックスで分類された本棚
ファイルボックスで分類された本棚
本棚とダイニングテーブル

リモート授業のための見えない工夫

リモート形式での授業やゼミナールの教授側が行うご準備は今までとは全く違うものでそれは思いのほか大変だ、というお話は、最近よく耳にします。

一般的にはリモート授業の場合受講する側は、ノートPCを使って自分の様子の画像を授業の場に示しながら参加します。ノートPCを使うとカメラはPCのディスプレイの上端にあるのでデスク面から250mmほど上、顔を下からあおる角度で映し出す場合が多くなります。また、液晶画面の光が顔にあたってクマができて生気がなく見えることもよくあります。受講する側にとっては個人的にひどく気になる場合以外はさほど神経を使う必要はありません。しかし講義を行う側としてはこれは重要なポイントです。受講者の集中力を途切らせず説得力のある講義をするために自分の顔の見え方に注意を払う必要が発生したのです。

カメラの位置は特に大切です。自然な表情で受講者と視線を合っているように話すためにはPC内蔵カメラを使うよりも外付けのカメラをスタンドで設置し、最適な画角で安定させて写し出すことが重要です。表情や目の輝きががイキイキするように顔に不自然な影を作らないための照明を設置することも必要になってきます。

クリアな音声を拾うためのマイク、図解や受講者を映しだすモニター画面の配置、キーボードの配置など、より良い講義を行うには画面に映らないスペースを整えることから始めなければなりません。

大学教授のリモート講義でダイニングテーブルを使用する

リモート講義で使用するダイニングテーブル

本件ではデスクトップPCを使って講義を行うために「Tavolaダイニングテーブル幅2400×奥行900mm」をお使いいただいています。カメラは見やすい画角になるように工夫され、カメラと顔との距離を十分にとり、顔の正面に照明器具を置き視線をわずかに左に動かすだけでタイムキープができるように大きな文字のデジタル時計を配置しています。

またマイクは音を拾いながらも画面に映り込まない位置に設置されています。テーブルの横幅は資料や機材を配置するためにも十分に余裕のある広さです。

背景に映り込む濃色のシェルフにはスタイリッシュなオブジェが厳選して収められています。まるでテレビ局のスタジオのようにも見えますが、マルゲリータの壁一面の本棚が大容量の収納スペースとして控えているからこそ視界のノイズになるモノが画面に映り込まないようになっているのです。書斎の窓の下にベッドがあることも学生には見えません。

大学教授のリモート講義でダイニングテーブルを使用する
リモート講義でダイニングテーブルを使用する
大学教授のリモート講義でダイニングテーブルを使用する

ダイニングテーブルの並びには

ダイニングテーブルの左側には冷蔵庫、トースター、コーヒーメーカーなど、自室には欠かせない備品が並んでいます。テーブルの右側にはプリンタやキャスター付きのキャビネットが配置されています。

これらもカメラの視界から外れていますから生活の気配が講義に持ち込まれることはありません。テーブルの下の何本もの配線コードも足元が広く配線を格納するためのボックスも設置されているために整然とした状態になっています。こうして十分に準備された状態でリモート形式の授業がおこなわれます。受講する学生たちにとっては、教授の授業を実際の臨場感により一層近づけた形で受講できるようになります。

リアルのキャンパスライフからリモート授業への変換で今までにない工夫を重ねられていますが、マルゲリータの本棚が一役を担わせていただきました。

大学教授のリモート講義でダイニングテーブルを使用する
リモート講義でダイニングテーブルを使用する
本棚、リモート講義でダイニングテーブルを使用する

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