イラストレーター、Vtuberとしてご活躍の「ぼっくん」のご自宅兼仕事場に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を設置いただきました。
通常はスタンディングデスクを用いて椅子に座らずに仕事をされています。そのスタンディングデスクと反対の位置にある本棚とソファが仕事場におけるオフの雰囲気を醸し出しています。本棚には仕事の資料、書籍の他にイラストレーターとしての作品が飾られています。窓から少し距離を置き、夜間はそこを照明でぼんやりと照らしながらアクリル版に印刷された作品が逆光に映え、「ぼっくん」の世界観がそのセルの中で広がります。
スタンディングデスク
本件では、本棚を背面に据えたスタンディングデスクを使用して仕事をされています。特徴的なのは、立ちっぱなしではなく、立って仕事をする時間と座って仕事をする時間を切り替えながら作業を行っている点です。また、座って仕事をする際には、床に置かれたマットに座り、座卓的なテーブルをワークデスクとして使用しているのも特徴的です。
このように、2種類の高さの机を組み合わせることで、座った姿勢での作業と立った姿勢での作業を柔軟に切り替えることが可能です。さらに、スタンディングデスクに向かう際には、背後にある本棚が鏡に映し出されるような配置になっています。これにより、ワークデスクに向かいながらも背後の状況を視認できる構成となっており、作業環境に一層の利便性を加えています。
このような工夫により、快適で効率的な作業スペースが実現されています。立っているときはアクティブに、座っているときはリラックスして仕事ができる環境が整えられており、長時間の作業でも疲れにくくなっています。また、鏡を利用した視覚的な配置により、空間に広がりと奥行きを感じさせるデザインが施されています。
本棚
本棚の背後には小さな窓があり、一見するとその窓の存在を無視して本棚を設置しているように見えますが、実際には外部からの陽光が背板のない本棚を通してバックライトの役割を果たし、イラストレーターとしての作品を背後から引き立てています。この工夫により、作品が自然光で美しく照らされ、視覚的に魅力が増しています。小窓以外の部分は、通常の本棚として仕事に使用される資料がきちんと並べられており、整理整頓された印象を与えます。この配置は、実用性と美しさを兼ね備えた設計であり、機能的なワークスペースを提供します。作品を展示しつつ、必要な資料や書籍も手元に揃えることで、効率的な作業環境を維持しています。
このように、窓からの光を巧みに利用することで、室内の雰囲気を明るくし、作品を効果的に演出することができます。イラストレーターとしての創作活動をサポートするためのデザインが施されており、日常の業務とクリエイティブな作業が両立する空間となっています。
背面に置かれたソファ
スタンディングデスクからも、床に座って行う仕事からも離れたOFFには背面に置かれたソファが有効に使えます。このソファはモスグリーンで無彩色系の部屋のアクセントカラーにもなり、ソファに座りながら仕事場を俯瞰できるといったややもすると単調になりがちな仕事環境に変化を与えてくれるツールです。
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壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
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