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レトロな音楽バーに Shelf 開口部のある本棚

【File 681】Music Bar Bagus(バグース)のレコード棚 - マルゲリータお客様事例 - at SITE margherita

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川崎市高津区にある「Music Bar Bagus(バグース)」様です。バーとしては1979年から40年以上営業されていて、コロナ禍になってからカレーも始められました。瓢箪のランプによる幻想的な灯りと共に、ゆったりと寛ぐことの出来るお店です。

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ここでは「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」と「Shelf 開口部のある本棚」を組み合わせた奥行を400mmのオーダー加工による壁面収納をお使いいただいています。奥行を400mmにされているのはアナログレコードプレーヤーを置くためです。400mmあるとこの様にターンテーブルを置いて自由にお使いいただけます。

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大きな開口部のある壁面収納

このオーディオ機器用の壁面収納の特徴は、中央部が4コマ分空いている点です。このスペースは幅1345mmあり、そこにミキサーを挟んで2台のアナログプレーヤーを配置し、DJワークが行えるように設計されています。ターンテーブルの両側には、アナログレコードをほぼ満載にした収納部がツインタワーのように立ち上がり、大量のアナログレコードが収納されています。このツインタワーは、背面板で水平剛性を保ちつつ、上部で互いに連結され、全体としての剛性も確保されています。

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4コマ分の開口部を支える棚板の桁材は通常のものよりも梁成を大きく取り、その上に多少の重量物を載せることも可能にしています。本件では、開口部のある本棚という形式ではなく、両側のタワーの剛性を確保する設計思想に基づいて進めました。この結果、機能性と安定性を兼ね備えた、使いやすいオーディオ機器収納が実現しました。

木製の嵌め殺し窓

このお店の窓には、現代では珍しい木製の窓枠が使われています。一枚ずつ約20cm角の小さな型ガラスが嵌め込まれたグリッド状の窓が、お店の中を適度な暗さに保っています。窓面には、光を遮るようにレコードジャケットや、透過する効果を狙ったイラストなどが自然に配置され、独特な雰囲気を作り出しています。この工夫によって、店内には懐かしさと新しさが融合した特有の空気感が漂っています。

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アナログレコード、カレー、珈琲というスタイルは、数十年前にはよく見かけました。本件ではそのスタイルが現代まで続いており、そこに圧倒的な心地よさがあります。このお店の内装も、意図して作られたものではなく、長年の積み重ねによって生まれたものです。その積み重ねの一環として、マルゲリータの本棚が採用されています。

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マルゲリータお客様使用例をYouTubeでもご紹介しています。