都内のマンションにお住まいのお客様は、リビングから可動間仕切りで面する一室に、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」が壁面の梁下一杯に設置されています。さらに、コーナー役物を利用して、その本棚と直交する窓の反対側の壁面にも同じく「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」が設置されています。これにより、壁面全体を覆う形で本棚が配置され、静かな書斎空間が生まれました。
間仕切りを開け放つと、広々とした空間が広がります。ダイニング、リビング、書斎が一体となり、違和感なく連続しています。窓に対してワークデスクを向けるのではなく、椅子に座ると、左側の開口部から陽光が差し込み、書き物やPC作業をする際に手の影にならない使い易い自然なレイアウトが実現されています。また、全方向に目が届くため、機能的な動きが自然に行えます。
間仕切りを閉じると、静寂な空間が広がります。床には冷たい色調のペルシア絨毯が敷かれ、淡いベージュの建具と呼応します。壁一面に配された本棚が目に飛び込み、穏やかな雰囲気を演出しています。
ここでは、A5サイズのビジネス書を「本棚の中の棚-02」を使って2段に、CDを「本棚の中の棚-01」を使用して整理しています。さらに、LPレコードやA4サイズのファイル類、日用品はファイルボックスを使って最下段に収納しています。また、「引き出しファイルボックス1列」や「A4書類引き出し2段」もフル活用し、壁面を十二分に活用しています。その結果、ワークスペース周りを広く取り、ゆったりとした書斎空間を作り出しています。
コーナー役物を使ったL字型の壁面収納
本棚を「横7コマ」タイプと「横5コマ」タイプを直角に配置しています。以前はこの配置でコーナーの隅が重なり合っていて、使えないスペースができていました。しかし、コーナー役物を使うことで、そのスペースを無駄にすることなく、L字型の本棚配置ができるようになりました。
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