本物件は、キッチンおよびユーティリティースペースを土間として連続させ、ノスタルジックな空間構成を特徴とする木造住宅です。
今回は、この土間から一段上がったリビングダイニングおよび隣接する和室を使用し、「ladder 見せる収納ラック」シリーズと「Cavalletto 無垢材による収納ラック」シリーズの一部を撮影いたしました。実用的な動線としての土間が縁側のような落ち着いた空間へと変化していく様子や、それに繋がる玄関、ストーブなどの要素がシンプルにまとめられ、独自の和モダンの解釈が施された空間となっています。

シェルフ型CDラック CD-05-S/W/T
こちらは、CDジャケットや小物を美しくディスプレイしながら、しっかりと収納できる立て掛け式のCDラックです。壁にもたれかけて設置するスタイルで、省スペースながら高い収納力を備えています。素材には天然木集成材を使用し、木の温もりを感じさせるシンプルでナチュラルな佇まいが特長です。タイプは1列・2列・3列の3種類をご用意しており、1列タイプで約150枚、2列で約300枚、3列タイプでは約500枚のCDを収納可能。お気に入りのCDを“見せる収納”としてディスプレイしながら、機能的に整理することができます。

構造面では、XYZの三方向(高さ・幅・奥行き)に対して面材を最小限に配置し、全体の剛性を確保するミニマルな設計を採用。高さ1800mmという十分な収納力を持ちながら、空間に圧迫感を与えず、すっきりとした印象を保ちます。また、CDを収納するほど重心が下がり、安定感が増すよう設計されているため、安心してお使いいただけます。


シェルフ型DVDラック DVD-02-S/W/T
こちらの木製DVDラックは、DVDジャケットや身の回りの小物などをすっきりと並べて収納・展示できる、立て掛け型の収納家具です。壁に軽くもたれかける設置スタイルのため、省スペースながら縦方向にしっかりと容量を確保でき、限られた空間でも活用しやすい仕様となっています。収納量は1列タイプで約100枚、2列タイプで約200枚、3列タイプでは約300枚と、サイズや用途に応じてお選びいただけます。お気に入りの作品を一覧性の高いレイアウトで並べることができ、コレクションを楽しみながら、機能的に整理できるのが魅力です。

構造は、フレーム全体を最小限のパネルと面材で構成し、縦・横・奥行きの各方向に必要な強度を確保したシンプルな設計です。高さ1800mmという十分な収納力を持ちながら、見た目は軽やかで圧迫感がなく、視線の抜けを意識した空間づくりにも適しています。DVDを収めるほどに本体の重心が安定し、使用感もより安心感のあるものとなります。
素材には、天然木の風合いを活かした集成材を採用。過度な装飾を避け、木の質感そのものを活かした控えめな仕上げは、インテリアに自然と溶け込みます。収納としての役割にとどまらず、ディスプレイの要素も兼ね備えたこのラックは、日々の暮らしの中でお気に入りを美しく整理・鑑賞する楽しさを提供します。

脚立型コートハンガー CH-11/12/15
この木製コートハンガーは、脚立型の構造を採用した移動が楽なプロダクトです。2枚の木製フレームを蝶番でつなぎ、脚立のように広げて自立させるシンプルな仕組みで、工具を使わずにすぐ設置できる手軽さが魅力です。使用しない時は折りたたんでコンパクトに収納でき、省スペース性にも優れています。
落ち着いたダークブラウンの色調は和洋問わずさまざまなインテリアに自然と溶け込みます。タイプは1段・2段・5段の3種類をご用意しており、設置場所や収納するアイテムの量に応じて選ぶことが可能です。


底面には滑り止め加工が施されており、フローリングの上でもしっかりと安定。玄関や寝室、リビングなど、アウターや帽子、バッグなどを一時的に掛けておく補助的な収納として、日常の中で幅広く活用できます。脚立型という構造ならではの安定感と扱いやすさを備えたこのコートハンガーは、必要な時にサッと使え、使わない時はすっきりとしまえる、暮らしに寄り添う実用的なアイテムです。




衣桁屏風型ハンガーラック CH-11L/12L/15L
この木製ハンガーラックは、日本に古くから伝わる「衣桁(いこう)」のスタイルを、現代の住空間に合うように再構築したプロダクトです。衣桁とは、和室の隅などに設置して着物を掛けておくための家具で、省スペースでありながら機能的な構造が特長とされてきました。本製品はその伝統的な構造を受け継ぎつつ、脚立のように開いて自立させる仕様にすることで、洋服や小物など現代的な用途にも対応できる実用性を備えています。使用しないときは折りたたんでコンパクトに収納でき、設置・片付けも簡単です。
落ち着いたダークブラウンの色合いは、和室にも洋室にも自然と馴染み、空間に上品な印象をもたらします。1段・2段・5段の3タイプを展開しており、収納量や使用シーンに応じてお選びいただけます。




帆布ポケットラック POC-01/02
この布製ポケットラックは、A4サイズより少し大きめの本や雑誌をゆったり収納できるラックです。素材には帆布(はんぷ)を使用しており、その丈夫で厚手の生地感が特徴です。帆布は、もともと船の帆やテント、カバンなどに使われてきた耐久性に優れた綿素材で、強度がありながらも使うほどに風合いが増し、日常的な収納用品としても最適です。
ラックの設置は壁にもたれかけるだけのシンプルなスタイルで、省スペースに収まり、狭い場所でも圧迫感なくお使いいただけます。本や雑誌だけでなく、日用品や衣類、小物など少し大きめのアイテムもラフに収納できるため、リビングや子ども部屋、ワークスペースなど幅広い場所で活躍します。用途や収納量に応じて、6段タイプと12段タイプの2種類をご用意しています。

帆布ポケットは、お客様ご自身で取り付けていただく仕様です。木製フレームに組み込まれたアルミパイプに、長い帆布を織り込むように通して、ボタンで固定するだけの簡単な構造になっています。取り外しも簡単で、帆布ポケットが汚れた際には取り外して丸洗いが可能なため、いつでも清潔に保ちながら長くご使用いただけます。



壁に立て掛ける本棚 BSL-01-H/L
この本棚は「最近読んだ本」や「これから読みたい本」を丁寧に並べることで、日々の暮らしの中で本とじっくり向き合うためのプロダクトです。あえて控えめな収納量とすることで、本を乱雑に詰め込むのではなく、自然に整理整頓が促され、本当に大切な書籍だけを厳選して並べるという所作が生まれます。日常の中にすっきりと整った状態で置かれることで、本棚自体が心地よいインテリアの一部となり、必要に応じて簡単に移動させることも可能です。構造上の特徴として、本棚の水平を保つため、各棚板の端を壁に直接密着させて設置します。この仕組みにより、フレームそのものが壁に寄りかかるのではなく、棚板が壁に支えられて水平を維持する構造になっています。そのため、本棚の上端部は壁面から少しだけ離れ、視覚的にも軽やかな印象を与えます。

本棚のタイプは、設置場所や用途に応じて選べるハイタイプとロータイプの2種類をご用意しています。ハイタイプは人の身長ほどの高さがあり、最上段を目線より少し低めに設定しているため、読みかけの本やお気に入りの書籍を自然な動作で手に取ることができ、美しく収納できます。一方、ロータイプはデスクやテーブルの脇などに置くのにちょうど良い高さで、最上段に時計や小物など日常的によく使うアイテムを手軽に置いておける便利さが特長です。
4.5








スリッパラック SR-06-H/L
このプロダクトは、スリッパを美しく「見せながら収納する」ためにデザインされた木製フレームとアルミ複合版で構成されたラックです。薄いアルミプレートを前後交互に並べ、その隙間にスリッパを挟んで収納します。スリッパの甲部分が自然に整い、まるで展示品のように美しく並べることができます。スリッパ自体は明治時代に日本で生まれた独自の履物であり、そのシンプルで合理的な構造は日本的なミニマルな感覚や美意識に通じています。このスリッパラックは、実用品であるスリッパを「あえて見せる」ことで、玄関などの限られた空間を洗練された印象に変える、新しい収納スタイルの提案です。









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