都内の戸建て住宅にお住まいのお客様です。ベランダに面した和室の壁面に「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を設置いただきました。


この和室は畳敷きのため、本棚設置にあたり最下段に特注の底板を取り付け、さらにその下には一枚板を敷く工夫をされています。これにより、本棚の荷重が畳の上で面として分散され、縦材への集中荷重による畳の凹みを防止しています。
本棚は長押(なげし)に固定されることで、転倒防止の機能も果たし、安定した構成となっています。結果として、本棚背後の障子には手が届き、開閉も可能な状態を確保しつつ、障子上部の長押が本棚をしっかりと固定しています。
畳の端正な織り目と本棚のグリッド構造、さらに天井の目透かしラインと呼応し、和室の伝統的な空間に違和感なく収まっています。











このお住まいのもう一つの洋室にも、「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を設置いただいています。こちらは、これまでお使いの本棚では収まりきらなくなったご家族の本を一気に収納するために導入されたものです。サイズや形の異なる多くの本は、情報源として家族にとって長く大切にされてきたものですが、そのまま並べると雑多な印象を与えがちです。
しかし、マルゲリータの本棚を用いることで、異なるサイズの書籍の“カオス”に対してグリッドをあてはめるように整然と整理することができ、室内全体にも秩序が生まれます。天井までぴったりと収まり、壁一面を構成する本棚とその中に並ぶ書籍が、空間の印象を一変させています。






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A4サイズファイルの収納に。
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