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店舗什器に 壁一面の本棚 店舗什器としてのご利用例

「横ガオ 横浜ワールドポーターズ店」様の店舗です。壁面に「Shelf 壁一面のコミック本棚 奥行180mm」縦11コマ×横7コマを設置して、メガネとサングラスの陳列棚としてご利用いただいています。手前のテーブルは「Tavola ダイニングテーブル」です。広くフラットな天板にメガネをずらりと並べ、卓上鏡、POP看板やディスプレイキットなども配置しています。店内奥のブラインドをかけた窓の下にはBLCシリーズ「BLC-12-T4 収納ボックス」を配置していただいています。A3書類の収納を想定して設計された収納ボックスですが、こちらでは店舗内の商品ストックケースとしてお使いいただいています。コミック本棚の対面には「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」縦7コマ×横5コマを設置していただいています。各セルにメガネを陳列しつつ最下段には専用オプションパーツを組み合わせています。オプションパーツはカセット式なので、セルに挿入するだけで簡単に配置できます。

光のふんだんに入る明るい店内にメガネというアイテムを淡々と並べてあります。メガネは、基本パターンのあるデザインで比較的小ぶりで、個別の差異は大きく際立っているわけではなく、それでいて細部へのこだわりを大切にしたいアイテムです。これらを本棚のセルを使ってさりげなくグルーピングしながら陳列してあります。POP看板やデコレーションを極力少なくすることによって、かえってセレクトされた品揃えのボリューム感とバリエーションの豊富さが強く打ち出されています。11段も並んだ浅い棚、深い奥行きのある大きな棚、さらにテーブルの広い天板を生かした陳列方法です。店舗の両サイドに設置された壁一面の本棚は、いずれも縦板と横板のそれぞれに切れ込みを入れて嵌合させて組み立てられています。横板と両端の側板とはボルトで止められて、両脇から挟み込むような力が働いています。棚板は短いスパンで固定されているために荷重に強く、奥行180mmの本棚では1コマあたりの耐荷重は約20kg、奥行350mmの本棚では1コマあたりの耐荷重は約30kgあり、重量のあるコンテンツを棚いっぱいに充填しても棚板に「たわみ」が生じることはほとんどありません。本棚の平面方向への剛性は四隅に配置されたブレース材によって確保されていますから背板を設置する必要がなく棚板を通して背後の壁が見える構造になっていて、奥行き全てを陳列のために使えます。

ディスプレイ台として:奥行180mmのコミック本棚

奥行180mmの本棚は、元々コミック本を収納することに特化してデザインされた製品です。コミック本のサイズに合わせて設計されたセル内部の有効寸法は、最上段と最下段以外で幅325×奥行180×高さ200mmとなっていて、この浅く小さめなセルの大きさが、メガネを2つずつ横に並べて陳列するのにちょうどぴったりのサイズです。床から梁下まで棚で目一杯に覆われたこの壁面に、サングラスがずらりと並ぶ景観が作り出されています。

ディスプレイ台として:奥行350mmの壁一面の本棚

奥行350mmの本棚は、縦板の上端が少しカットされています。セル内部の有効寸法は幅325×奥行350×高さ325mmで、コミック本棚に比べるとほぼ倍の奥行きがあります。セルの幅はコミック本棚と同じなので、メガネを横に2個ずつ並べ、さらに奥に4〜5個ずつ並べられています。左右の壁面の本棚のセルがそれぞれ同じ幅なので、店内の印象はさりげなく統合されています。

この本棚が設置された壁面では上部3段の背後が抜けていてオープンシェルフになっており、隣接するエリアの様子が視界に入ってきています。その結果、店舗内の空間が風通しよく、広々と感じられ、店内滞在が長時間になっても快適さが保たれます。下部の4段では背後にあるパネルによって視線が止まり、メガネにお客様の視線を集中させるゾーンになっています。

ディスプレイ台として:ダイニングテーブル

Tavola ダイニングテーブル」は、天板の素材に天然木無垢集成材を使用した非常に強固で耐久性の高い製品です。反りや割れ、隙間やひび割れが出にくいという特徴を持ちますので、店内の展示台としてのハードな使用によく耐え、修繕も比較的容易です。極めてシンプルなデザインなので、店内スペースを大きく占める什器でありながら自然と背景に退いて、商品を引き立てています。

棚板はグリッド状に整列しています。マルゲリータの本棚は、固定されたグリッドにコンテンツを当てはめていくという発想で造形されているので、本棚に収納されるコンテンツが何であるかに関わりなく、本棚の最前面には常に厚さ15mmの棚板の描く均一なグリッドラインが現れてきます。

本件ではこのグリッドラインの上に2つずつ並べられたメガネやサングラスが壁面いっぱいに広がって、カジュアルでおしゃれであると同時に整然としたビジュアルを保っている店内のイメージを作り上げて、ショッピングモールの通路を行き交うお客様にショップの存在をアピールし、興味を持っていただけるようなアトラクティブな空間を演出しています。メガネは、見た目のデザインが美しくおしゃれであることはもちろんですが、デリケートな機能が丁寧に調整されていることは必須であり、さらに顔や髪型に似合い、個性を引き立て、フィット感も必要とされる商品です。「このお店なら、素敵なメガネを探し出せそう」という期待感と信頼感をディスプレイからお伝えする、店内什器としての機能を、本棚から引き出していただいている事例です。


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Shelfシリーズ / 壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

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