Tavolaダイニングテーブル スチール脚(RO)
ダイニングテーブルのデザインに求められる究極の形は「大きな安定した天板が宙にある」姿です。そのためにテーブルの脚を構造的に成立可能なサイズまでに細くすることにより、天板を宙に浮かせる形に近づけることができます。2本のスレンダーな角形スチールがテーブル両側で四角形を構成しているのが特徴です。
幅2400 × 奥行900 mm
大きなダイニングテーブル
8人掛けでも使えるテーブル、6人だと余裕をもって使えるサイズです。大人数での食事が可能な大きさです。幅2400㎜のダイニングテーブルは広々としているため家族や友人など大人数での食事が快適に行えます。特に家族の集まりやパーティーなどの際に便利です。
幅1800 × 奥行900 mm
6人掛けダイニングテーブル
6人掛けのダイニングテーブルは、家族や親しい友人との食事会などに最適です。コンパクトながらも充分なスペースを提供しアットホームな雰囲気を醸し出します。また6人掛けのダイニングテーブルは、普段はコンパクトなサイズであり、食事の際には充分な席数を確保できます。
「ダイニングテーブル スチール脚(RO)」の特徴
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スチール脚(RO)のデザイン
このテーブルは、20×50mmのフラットバーサイズの角パイプをロの字型に組み合わせ、それをテーブルの両端に取り付けたデザインです。2つのフレームは同じく角パイプで繋がれ、テーブルトップを支えています。脚のサイズが繊細であるため、テーブル面に対して緊張感を持ちながらも、全体的にミニマルなデザインとなっています。
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天板の反り防止金物
テーブル奥行方向の天板の反りを防ぐための金物が取り付けられています。これは、脚板を取り付ける際の金具を兼用しています。
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がたつき防止
スチール脚(RO)の下部には専用のアジャスターが付属しています。四方の高さをアジャスターで調整することで、がたつきを防止し、安定してご利用いただけます。
無垢集成材を使ったテーブルトップ
集成材は、小さな木材を寄せ集め、天板など1つの形として形成される木材です。材料を小さなサイズに切った「挽き板」と呼ばれる木を乾燥させ、これを材料となる木の木目と平行になる様に接着剤で貼り合わせて作られます。またその挽き板の継ぎ目にはフィンガージョイントという強固な接合方法を用いているため、非常に強固で耐久性が高い材質です。長期間にわたって使用しても、表面の傷や損傷が少なく美しい状態を保つことができます。また集成材として使われている挽き板は木材そのままの風合いを持っているため、天然の木目や木の質感が美しい表面を形成します。そのため自然な温かみと豊かな雰囲気を醸し出すことが出来ます。
集成材の大きなメリットは安定した品質の状態で使えるという点です。同じ木材である無垢材と比較しても集成材の方が安価であり、また一本の木から作られる無垢材は割れや反りは多めに出来てしまいますが、集成材は作る過程で含まれる水分の量を見越した乾燥を施してあるので、素材にした木材の形状が変わりにくく、比較しても反りや割れは出にくく隙間やひび割れも生じにくいです。
また、リサイクルや再利用が可能であり、持続可能な家具の選択となります。傷やスレが付いた場合でも、集成材は修繕が比較的容易です。研磨や塗装などの簡単な処理で、テーブルを新たな状態に戻すことができます。
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デザイン
木製脚やスチール脚のどちらも、座った際に足元が自由に動かせるように、また脚のサイズは最小限のサイズで成立させるべくミニマルな構成を目指して設計されています。
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サイズが選べる
ダイニングテーブルは、ワイド寸法2400、1800、1500mm(木製脚のみ)を基準にして作られてます。また製作可能範囲内に於いてオーダーサイズで加工することも可能です。
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テーブルトップの素材、色が選べる
テーブルトップの素材はハックベリー集成材とラバーウッド集成材からお選びいただけます。塗装はハックベリー集成材は自然塗料によるホワイトとブラウンがあります。ラバーウッド集成材はウレタンクリア塗装によるナチュラル色です。
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ガラス塗料(オプション)
自然塗料を施したハックベリー集成材のテーブルトップやウレタンクリアーを施していないラバーウッドには、その表面にガラス塗料をコーティングすることができます。ガラス塗料は硬質で密着性があり、非晶質のセラミックス膜を形成し、柔軟性がありながら紫外線にも強く超耐久性を発揮します。この塗料を使用することで、テーブルトップや生地の表面に耐久性や耐性を持たせることができ、長期的な美しさと保護を提供します。
Tavola ダイニングテーブルには、足の形状が異なる3タイプがあります。
食卓のサイズ
ダイニングテーブルの奥行は900mmが最適です。着席して向かい合った際の相手との距離は近すぎず、遠すぎずが理想です。900mmという距離はその中で最も適した数字です。
ダイニングテーブルのサイズを決める際に俎上に上がるのがその幅と奥行きです。幅は使用人数、場合によっては来客時のキャパシティから割り出されます。都市型住宅ではそのダイニングスペースの狭さから幅を小さめに選ぶばれるケースが多いです。しかしテーブルの下面というのはデッドスペースではありません。使い方によっては長いテーブルを用意するという事はそれだけ立体的に有効スペースを増床出来たという考え方もあります。ダイニングテーブルは使い方次第です。もう一つは奥行。奥行が短いと着席して向かい合った際の相手との距離感というのは印象的にその家の広さとリンクします。家そのものが狭くダイニングテーブルの奥行も短いと「狭い家」という印象が残ります。その一方でダイニングテーブルの奥行がある程度あると狭くてもその印象は薄れます。逆もまたしかりです。その意味では日本古来のモデュールである900mmという数字は理にかなった数字と言えます。
ワークデスク
働く人にはそれぞれの生活があり、置かれている立場や事情があることを踏まえると生活を犠牲にする、もしくは仕事を犠牲にするという考え方ではなく、生活と仕事の調和がとれて互いに相乗効果、好循環をもたらすような働き方、生活の仕方が重要です。プライベートと仕事をきっちり分けて、メリハリをつける時代が徐々に「ワークライフバランス」のとれた働き方に変わりつつあります。少子高齢化を迎えた現代社会において、女性の社会進出を促す出産・育児への対応や介護離職を防ぐ対策などが大きな社会問題となる中で、時間を有効活用した働き方は確かに合理的と言えます。その流れは「時間」だけではなく「空間」まで及び、仕事をする場所が自分で選べる時代に変わりつつあります。社内だけでなくカフェや自宅、コワーキングスペースなどさまざまな働く場の選択肢が用意され、一人で集中したい時、同僚と話し合いながら仕事をする必要がある時、それぞれに相応しい場所を選んで仕事ができるようになりつつあります。現代のワークスタイルは時間や場所にとらわれず、自分の業務タスクを達成するために最適な場所を選んで仕事をするというスタイルに変化してきています。このような多様化する働き方に対応し、自分の目的に応じてフレキシブルに使用できるワークデスクです。
オフィスに於いて仕事場として必ず必要な空間はワークスペース、会議スペース、接客スペースです。接客スペースはミーティングスペースと兼用されることも多いですが、ワークスペースとミーティングスペース、この2つのスペースはやはり必要です。このダイニングテーブルはミーティングテーブルにもフリーアドレスのデスクにも、その目的に合わせた使い方ができる“一台二役”のワークテーブルです。テーブルの横幅は2400mm、1800mm、1500mm(木製脚のみ)の3タイプ最大8人まで対応できるのでミーティングテーブルとしての利用はもちろんのこと、さらに可動式ワゴンを併用すれば、デスク周りの収納にも困らず整理されコンパクトなオフィス環境をつくれます。
テーブルのデザイン
テーブルデザインの到達点はその機能の場となるテーブル面が宙の決められた位置にある姿と考えます。そのための脚は細くスレンダーであることが基本です。マルゲリータのダイニングテーブルはスチール脚は長手方向を机下で連結させることで剛性を高め、脚自体はスレンダーな構成になっています。天板と同素材で作られた木製脚も3方向の剛性を確保しながら最小限のスペックで構成されています。あくまで脚を最小限に抑え、天板を宙に存在させる形を目指したものです。