家全体を本とともにデザインする Shelf 壁一面の本棚 / Storage Cart キャスター付き CD引き出し収納カート

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北海道美唄市の戸建て住宅にお住いのお客様です。ここのお宅は家じゅうがマルゲリータの本棚で埋め尽くされています。

4面本棚部屋

最初にご紹介するのは、コミック全集とフィギュアに囲まれた没入感あふれる趣味の空間です。
部屋の入口には「Shelf ロータイプ本棚」を2台設置され、そのうち1台では「Shelf 専用カセット仕切り板」を使って前面を上下2段に区切り、CDの収納として活用されています。この2台の本棚は、部屋の穏やかなアイストップとして機能しており、その奥には広大な本棚空間が広がります。

本棚構成は、「Shelf 壁一面のコミック本棚 奥行180mm」を両側の壁面に2台ずつ、さらに正面の窓がある壁面にも、窓を避けて門型に加工された同シリーズの本棚を設置。入口の壁面の本棚とあわせ、計4面で囲まれた“本棚の部屋”がつくられています。

収納されているのはすべてコミック本の全集。原則としてすべて手に届く高さに配され、最上段や各棚の空いたスペースには、フィギュアが所狭しと並べられています。コミック全集とフィギュア、それぞれが小宇宙を形成し、独自の世界観を持った室内となっています。

さらに正面の窓側には、プロジェクター用のスクリーンを下ろすことができ、室内を暗転させてAVルームとしても使用可能。もう1台の「Shelf ロータイプ本棚」はスクリーン手前に置かれ、そこに背を預けるようにして映像を楽しめる座席のような役割も果たしています。
その隣には「Storage Cart キャスター付き CD引き出し収納カート」も配されており、入口のCD収納本棚の容量を補うと同時に、必要な場所へ移動して使える機動性のある収納として、室内の機能性を高めています。

もとからお持ちの本棚と併せて

続いてご紹介するのは、より奥行きのある本棚を用いたディスプレイ性の高い空間です。
この部屋では、もともとお持ちだった本棚と向かい合うようにして、反対側の壁一面に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」がフルサイズで設置されています。セル（棚）の奥行と高さにゆとりがあるため、ここでは大型のフィギュアをセル内部いっぱいに使って大胆にディスプレイ。空間に立体的なリズムと存在感をもたらしています。

さらに、正面の窓側の壁面にはアニメイラストが額装されて飾られており、趣味性の高いコレクションが美しく配置された、ギャラリーのような雰囲気も感じられるお部屋となっています。

2面本棚部屋

次にご紹介するのは、窓面のアクセントウォールに施されたクールな色彩と相まって、すっきりとした印象を与える、奥様の“半分趣味の部屋”です。
室内の2面には「Shelf 壁一面のコミック本棚 奥行180mm」を2台、「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を1台設置され、壁面を囲むように本棚が構成されています。囲まれた中央部には、既存の本棚やデスクをアイランド状にレイアウトし、生活用品や書類のファイル類なども効率的に収納されています。
ここでは、前室に見られたリアルで重厚なフィギュアとは趣を変え、ゆるくて可愛らしい“ゆるかわ系”キャラクターグッズが本棚のあちこちに点在。クールな内装の中に柔らかな雰囲気が添えられ、趣味と実用が心地よく共存する、穏やかな空気感のある空間となっています。

奥様の書斎は、「Shelf 壁一面のA5判本棚 奥行180mm」をL字型に組み、ワークデスクを囲むようにアルコーブ内に設置されています。デスクに座ってすぐ左側には本棚の一部に開口を設け、ディスプレイも設置できるよう加工されており、モニターと合わせて視線と手の動きが自然に連動する、作業効率の高い環境が整えられています。

本棚にはファイルされた資料や月刊誌形式の漫画本などが整然と収納されており、必要なものにすぐ手が届く、実用性に優れた空間となっています。

収納家具にはすべて「Shelf 壁一面の本棚」シリーズが用いられ、それぞれの空間において本や雑貨、書類、映像機器といった多様な要素を整理しながら、美しく納める役割を果たしています。奥行きやサイズを変えた本棚の使い分け、ディスプレイとの融合、視線の抜けや作業効率への配慮など、単なる収納以上の設計的な意図が随所に見られます。
また、既存の家具やお手持ちのアイテムとの組み合わせも自然で、機能性と情緒性が共存する、密度の高い住空間となっています。住まい全体が、ご夫婦の時間や趣味、日常の動線に寄り添いながら、それぞれの「好き」をかたちにしている点が非常に魅力的です。

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