自宅の庭やベランダ、ウッドデッキでは、食事やカフェタイムを楽しんだり、子供を遊ばせたりと、気軽に外で過ごせるのが魅力です。
こうした庭などの外のスペースにテーブルを置いておくと、もっと便利に楽しく使えます。
ただし、庭用のテーブルを置いた場合、雨ざらしになります。
気になるのは、雨に濡れても大丈夫？、出しっぱなしでも問題ない？ということ。
そこで今回の記事では、出しっぱなしでも雨ざらしでも大丈夫な庭用テーブルの選び方や、おすすめ商品などを紹介します。
Contents
そもそも庭用のテーブルとは？
庭で使うテーブルは「ガーデンテーブル」とも呼ばれ、庭のインテリアとして置くこともありますが、本来は食事やお茶を楽しむ際に使われるテーブルです。大切に育てた植物をゆっくり眺めたり、友人を集めたパーティーでごちそうを並べたりと、使い方はさまざま。
日光や雨にさらされる屋外で使うため、耐久性が重視され、金属、樹脂、木材などさまざまな素材が使われます。
また、庭のイメージに大きく影響するため、デザイン性も大切。
そのため、テーブルの形や素材、カラー、大きさなど幅広い種類の製品が出回っています。
庭用テーブルは、出しっぱなし、雨ざらしでもOK？
自宅の庭に置く庭用のテーブルは、気軽に使えるものが1番。そのためには、出しっぱなしでも問題なく、雨に濡れても気にならないようなものを選びましょう。
屋外で使う家具が傷む原因は、紫外線と水分です。庭用のテーブルは、屋外で使うことを前提としていますが、耐久性や必要となるメンテナンスの手間などは様々であり、選び際には注意が必要です。
出しっぱなしOK！屋外で使える庭用テーブルの選び方
さまざまなタイプがある庭用テーブルから、出しっぱなしでも使えるものを選ぶポイントは、次の3つです。
選び方① メンテナンスしやすく、使い心地のいい素材を選ぶ
耐久性の高い庭用テーブルですが、メンテナンスなしで長く使えるのはほんの一部。そこで、「さっと拭くだけでOK」「カバーをかけておけばいい」など、メンテナンスが負担にならない庭用テーブルを選ぶといいでしょう。
ただし、メンテナンスは楽でも使い心地がよくなければ本末転倒。例えば金属製のテーブルは、日光に当たると熱くなる、椅子の座り心地があまり良くないなど、別のデメリットが気になることも。メンテナンスの手間と使い心地のバランスの良いものを選ぶと、後悔が少ないでしょう。
選び方② 出しっぱなしでも気にならない、デザイン性の高いテーブルを選ぶ
庭に出しっぱなしでも問題ないようなテーブルは、いつでも気楽に使える快適さがあります。しかし、出しっぱなしということは、常に目に入るということ。視界に入っても気にならない、デザイン性の高いテーブルを選ぶことが大切です。
例えば、パーティーを盛り上げてくれる鮮やかな色のテーブルも、普段は目障りに感じてしまうこともあるかもしれません。
おしゃれなテーブルなら、自宅の庭やテラスをより素敵に見せてくれるでしょう。
選び方③ 椅子もセットになっているものを選ぶ
庭に出したテーブルで、食事やパーティーをするなら、座る場所も必要です。テーブルを購入する時には、椅子もセットになったものを選ぶようにしましょう。
椅子とテーブルを別々に選ぶと、高さのバランスがあわず座りにくい、デザインがバラバラになって統一感がないといったデメリットが生じることも。椅子がテーブルの下に入らず、収納できないというケースも目にしたことがあります。
セットで購入すると、割安になることも多いもの。セットで購入できるテーブルから検討してみましょう。
木なのに腐らない？庭用テーブルの素材「アコヤ」の3つの魅力
一般的には、木製の庭用テーブルは、水に弱く出しっぱなしにしないほうがいいと言われます。しかし、座り心地がよく、さまざまなデザインを楽しめるなどの魅力を考えると、木製テーブルを使いたいというニーズは高いものがあります。
そこで、マルゲリータは、水に強く腐らないアセチル化木材「アコヤ」を選んで、ガーデンファニチャーを作っています。
その魅力は、次の3つです。
アコヤの魅力① 土の中でも、水の中でも腐らない
アセチル化とは、酢酸の一種を高温で木材と反応させ、木を腐らせる腐朽菌に対する耐性を高める化学修飾法の一つです。通常は、土の中や水の中など水分のある環境にあると、木は腐ってしまいます。しかし、アセチル化によって、地上で50年間、地中や淡水中で25年の耐腐朽菌性能が保証されています。
アコヤの魅力② シロアリに食べられない
木の大敵は、シロアリです。アコヤが虫を寄せ付けないわけではないですが、木材の細胞内に十分な水分がないことから、シロアリが木を食べようとしても消化に必要な水分が足りず、食べられないそう。外に置きっぱなしにする庭用テーブルの材料としては、うってつけというわけです。
アコヤの魅力③ 湿気や水分で変形しない
木材は、経年変化によって反ったり割れたりすることがあります。しかし、アセチル化は、木の安定性を向上させられる手法として知られています。アコヤは、水に馴染みにくく、雨に濡れても表面に水分が広がることがありません。水分含有率も低いため、寸法が変わることも少ないのが特徴です。
雨に強いウッドデッキで使える庭用テーブルおすすめ10選
雨に濡れても傷む心配が少なく、庭に出しっぱなしのまま使える庭用テーブルのおすすめ商品を、10製品選んでご紹介します。
雨に強い庭用テーブル① EXAガーデンテーブル
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-01_index.html
マルゲリータで展開しているのは、アセチル化アコヤを使った庭用テーブルです。
2種類ある中からまずご紹介するのは、「EXAガーデンテーブル」です。
脚立状の脚部で天板を支えた、アウトドア向けのシンプルなデザインが印象的。もちろん、雨に濡れても出しっぱなしでもOKの、お手入れいらずのガーデンテーブルです。
引用：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-01-2400.html
明るい木の色味や木目が楽しめる仕上げで、緑の中でよく映えます。スノコ状の天板は、水はけをよくしてくれ、雨の翌日でも乾きやすいデザインです。
奥行きは950mm、幅は2,400mmと1,800mmの２タイプがあります。利用人数や設置場所の広さに合わせて選びましょう。
雨に強い庭用テーブル②EXAデッキテーブル
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-02-2400.html
マルゲリータで展開するガーデンテーブルの2つ目が、「EXAデッキテーブル」です。
ガーデンテーブル同様、アセチル化アコヤを材料に使い、水濡れに強いメンテナンスフリーの庭用テーブルです。
出典：マルゲリータ公式サイト https://www.margherita.jp/exa/exa-gt-02-2400.html
細い材が縦格子のように組み合わさったデザインが、日本の伝統的な意匠を感じさせます。奥行きは910mm、幅は2,400mmのワンサイズでの展開です。椅子はガーデンテーブルでも使用できる「ガーデンチェア」が最適です。
雨に強い庭用テーブル③ 山善 ガーデンテーブル 木目調
出典：山善楽天市場公式サイト https://item.rakuten.co.jp/e-kurashi/qw352/
天然木のような自然な質感を楽しめるこちらのガーデンテーブルは、耐久性の高いポリスチレン素材を使用しています。雨や水にも強いため、出しっぱなしでも傷みにくいのが特徴。構造部分はアルミ製で軽量なので、設置場所の移動も負担なく行えます。
雨に強い庭用テーブル④ IKEA ネッマロー
出典：IKEA公式サイト https://www.ikea.com/jp/ja/p/naemmaroe-table-outdoor-light-brown-stained-80511200/
IKEAで販売されている屋外用のテーブルは、どんな空間にも似合うシンプルなデザインが特徴です。素材はアカシア無垢材ですが、直射日光や摩擦からテーブルを守れるように、アクリルステインで表面を保護しています。室内で使う家具と変わらないデザインは、長時間の食事やパーティーにぴったりです。
雨に強い庭用テーブル⑤ NU PLACE アルミ製ガーデンテーブル
出典：NU PLACE 公式サイト https://nuplace.tokyo/products/detail/213
柔らかな楕円形の天板がおしゃれな、このガーデンテーブルはアルミ製です。軽いので楽に移動でき、お手入れも簡単です。長い面がカーブしているので、みんなでテーブルを囲むと自然に視線が中心に集まります。
雨に強い庭用テーブル⑥ 青山ガーデン 人工ラタンソファテーブルセット
出典：青山ガーデン公式サイト https://aoyama-garden.com/shop/g/g37841800/
リゾート地のような雰囲気が楽しめる、樹脂製ラタンのソファセットも人気があります。天然素材のラタンに引けを取らない自然な見た目ですが、樹脂なので水にも汚れにも強く、さっと拭くだけのお手入れで十分です。軽いため移動に負担がかからないのもポイント。
雨に強い庭用テーブル⑦ アルミ鋳物ガーデンテーブルセット
出典：青山ガーデン公式サイト https://aoyama-garden.com/shop/g/g32546700/
優雅なカーブを描くデザインが上品なこちらのテーブルセットは、アルミ鋳物製です。使っていない時でも、自宅の庭の雰囲気をエレガントに演出してくれる存在感のあるデザインです。アルミ鋳物は耐久性の高い素材ですが、濡れた場合はさっと拭いて水分を取り除くメンテナンスが必要です。
雨に強い庭用テーブル⑧ 山善 ガーデンテーブルセット
出典：山善公式サイト https://yamazenbizcom.jp/item/457498.html
折りたたみ式の素朴なテーブルとベンチを組み合わせた、ガーデンテーブルセットです。背もたれのない椅子は、立ち座りの多いパーティーでも使いやすいデザインです。天然木杉材を水性オイルステインで仕上げており、出しっぱなしでも傷みにくいように配慮してあります。
雨に強い庭用テーブル⑨ 人工ラタンダイニングテーブルセット
出典：生活空間 楽天市場公式サイト https://item.rakuten.co.jp/seikatsukukan/c362-5a/
雨に強い庭用テーブル⑩ ベルメゾン パラソル穴付きガーデンテーブル
出典：ベルメゾン公式サイト https://www.bellemaison.jp/shop/commodity/0000/1154696/
庭用テーブルを出しっぱなしでも長くきれいに使うための工夫
庭用テーブルの素材には、木製、樹脂製、金属製などさまざまな種類があります。どの素材でも、水分や紫外線によって、劣化しやすくなります。長くきれいに使うためには、次のようなメンテナンスの工夫を知っておくと役立ちます。
工夫① 雨や雪の後は、水分を拭き取る
庭用のテーブルに水分がついたままになっていると、金属製のテーブルはサビやすくなりますし、木製のテーブルは腐ったり変色したりする心配があります。
雨や雪の後は、できるだけ早めに水分を拭き取るといいでしょう。
工夫② カバーをかける
真夏の暑い時期や、冬の寒い時期には、庭にテーブルを出して食事する機会も少なくなりがちです。使わないシーズンでもテーブルを移動せず出しっぱなしにする場合は、カバーをかけておくと劣化を防ぎやすくなります。移動できるデザインなら、屋根の下や倉庫の中に入れておくとさらに安心です。
工夫③ 木製なら、定期的に保護剤を塗る
木製のテーブルは、紫外線や水分からテーブルを守るために、オイルや保護剤を塗っていることが一般的です。表面を保護するオイルなどは、定期的な塗替えが必要です。1年に1回程度で十分ですので、オフシーズンに入ったら保護剤を塗り直しておくと、テーブルが長持ちします。
まとめ
庭に置くガーデンテーブルは、庭のインテリアとして楽しむほか、外で食事をするシーンでも活躍します。日光や雨にさらされる環境でも使えるような、耐久性の高い素材が選ばれています。
しかし、気軽に使うなら、雨に濡れても出しっぱなしでも問題ないものを選びましょう。
メンテナンスが簡単で、使い心地が良く、デザイン性の高いテーブルを選ぶと、出しっぱなしでも気にならず、長く使えます。マルゲリータでは、屋外でも使えるガーデンテーブルセットを販売していますので、これから庭用のテーブルを購入される際は、ぜひ参考にしてみてください。
また、マルゲリータの公式サイトでは、記事の中でご紹介した商品以外にも、おしゃれなテーブルや椅子、収納家具などを多数ラインナップしています。
これからテーブルや収納家具などを新調しようとお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。