川崎市にある福祉施設「弥生テラス」様で各居室の入口の室名札を入れる額として「FRAME EPレコードジャケットフレーム」をお使いいただいてます。

各居室の入口に設けられたフレームには、入居者の方が制作された絵や小さな作品が収められています。通常はEPレコードジャケットを額装するためのフレームですが、本事例では室名札として用いることで、単なるサインではなく、その部屋に暮らす方の個性を伝える小さな展示スペースとなっています。
福祉施設における居室の入口は、部屋の位置を示すための機能的な場所であると同時に、そこに暮らす方の領域を表す大切な境界でもあります。既製の文字表示だけではなく、自ら制作した作品を掲げることで、入居者の方にとっても自分の部屋を認識しやすくなり、訪れる人に対してもその方らしさが自然に伝わります。

木製フレームの端正な形状は、作品を引き立てながら、廊下全体に落ち着いた印象を与えています。同じサイズのフレームが各部屋の入口に並ぶことで、施設全体としての統一感を保ちながら、一つひとつの作品が異なる表情を見せています。



この使い方は、額装という行為を通して、日常の中に小さな自己表現の場をつくる試みでもあります。部屋名を示すサインでありながら、同時に入居者の方の創作や記憶を受け止める場所として機能しています。

NRE新川崎 弥生テラス
この事例と関連するプロダクト
木製額縁。写真や絵を飾るフレームからCDやレコードを飾るジャケットフレームまで。



