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赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設 壁一面の本棚 奥行350mm / Shelf

北海道赤平市に新しくできた赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」および「Shelf カウンター付き本棚」を導入いただきました。

この施設は赤平の炭鉱遺産を紹介するための拠点施設で、旧住友赤平炭鉱立坑櫓に面して建てられています。炭鉱で使われた道具や貴重な実測図などが常設展示されている展示場から立坑見学へ出発する場として計画されています。
ここから出発する「炭鉱遺産ガイド付き見学」では実際に炭鉱で働いていた方を中心としたガイドさんの解説を聴きながら、旧住友赤平炭鉱立坑櫓の建屋内部などを見学することができます。見学が終わった後の時間を過ごすためのカフェコーナーにグッズを展示するためのディスプレイ棚として、本棚をお使いいただいています。

コンクリート打放しの壁が質実剛健な印象の炭鉱遺産の展示場に隣接するカフェコーナーは、リラックスできる空間として開放的な広い窓と明るい色の木材のフローリングで仕上げられています。受付の先の通路の壁に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」と「Shelf カウンター付き本棚」が、2つの本棚の間に「BLC収納ボックス」が置かれています。本棚の質感がこのゾーンに明るさを付け加えて、通路の奥の屋外の景色が見えるカフェの方へと自然に誘導しています。

手前の「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」は縦5コマ×横5コマで、本棚の上にはコンクリートの壁が広く見えています。窓側の「Shelf カウンター付き本棚」は縦7コマ×横3コマで、壁のパネルに沿わせて配置されています。本棚の側面に並ぶボルトの頭、引き出しの前板の穴、BLCのビー玉のための窪み、そして打放しのコンクリート面に残る型枠のフォームタイの跡がリズミカルに並びます。

マルゲリータの本棚は、厚さ15mm縦板と横板とを嵌合させて組み立てられており、本棚の四隅のブレース材によって水平方向の剛性が確保されています。このため本棚には背板をつける必要がなく、棚板や収納されたコンテンツをすかして背後の壁面が見えます。また、棚板の奥行き全てを収納のために活用することができます。「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」と「Shelf カウンター付き本棚」の棚板は同じスパンで組み立てられているので、本件のように2台並べると統一感のあるグリッドが壁面いっぱいに現れます。

赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設

カウンター付き本棚は、奥行き350mmタイプの本棚を基本として作られています。下から3段目の横板を前方に450mm伸ばしてカウンターとし、両端の縦板も前に伸ばしてカウンターを支える脚部とすることで形成されています。前に伸ばした棚板は他より厚い25mmで、机として利用する際の荷重に対応しています。本棚は無塗装の素地仕上げですが、カウンターはお手入れがしやすいウレタンクリア塗装です。ヘビーな使用に対応するための「透明塩ビマット」のご用意があります。カウンター付き本棚は通常の本棚に比べて底面の面積が広いために安定性がある構造です。カフェへとつながる通路の壁面に置かれている本件のカウンターは、グッズの陳列に絶好の配置になっています。

赤平市炭鉱遺産
赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設
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