埼玉県川口市にオープンした小さな町の本屋さん「本屋さん ててたりと」様の続きです。

書籍の兼展示台として「Tavola ダイニングテーブル スチール脚(L型)」および「Storage Cart キャスター付き収納カート ミドルタイプ」をご利用いただいています。キャスター付き収納カートを使用しない時は写真の様にテーブル下に収まります。



可能な限り面で見せる
書籍を展示する方法は特にその業界では「面陳(面出し)」「背出し」「平積み」の3通りです。いかにその具体的な陳列方法をご説明します。

背出し
「背出し」はその背表紙を並べる形で本棚に入れる形態。多くの本を収納できるのとその本を目当てに本屋さんを訪れる人は基本的に本棚を検索するので目当ての本を見つけることが出来ます。

平積み
「平積み」はまさにそのまま平らに積んでそれが書店の入口近くに置かれ売れている感を演出します。ベストセラーや受賞作品などがその様に平積みされる姿はよく見かけますがそれとは別に出版社からの希望も多い展示方法と言われています。

面陳(面出し)
「面陳(面出し)」は本の表紙を見せる展示方法です。本を作る際に本の内容はもちろんですがその表紙デザインにも多くの力が注がれます。コンテンツを正確に伝える、又はコンテンツ以上の視覚的なアピールをする、そういった背景をもつ本の表紙は特にそれが新刊本であれば非常に強いものになります。それを並べるのが面陳です。一気に本屋さんの店頭は賑やかなものになります。しかし当然ながら展示の数には上限があるため、目当ての本なしでなんとなく本屋さんに来たお客さんにはその中からアピールするしかありません。

「ててたりと」では通常では使わないダイニングテーブルを使った面陳を積極的にされています。ダイニングテーブルは面が広いので平置きでも相当数の本が面陳出来ます。更には手に取りにくい本に対して覗き込むという姿勢もとられるのでこれまでとは違った見えかたにもなります。更にそのダイニングテーブルの下にはそのものが本棚であるカートを収納出来るのでボリューム的にも在庫分も含めて相当量の収納が可能になります。

レイアウトが変えられる
マルゲリータの本棚は基本的には床に置き必要に応じて壁面に固定しています。固定そのものは据え付けというよりも転倒防止を目指しているので簡単に取り外すことも可能です。その本棚をそのままの状態でもと前述のダイニングテーブル、マガジンラック、ダイニングテーブル下に収納できるキャスター付き収納カートは容易に動かせるため書店のレイアウトを変えていくことが出来ます。レイアウトを変えることにより本屋さんとして都度リフレッシュできる要素を常に持ち続けることが出来、本を探しに来た人にまた違った面を提供することが出来ます。



本屋さん ててたりと
住所: 埼玉県川口市上青木西5-25-17
→ ダイニングテーブル スチール脚(L型)/Tavolaの詳細はこちら
→ キャスター付き収納カート ミドルタイプ/Storage Cartの詳細はこちら