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壁3面を本棚に 壁一面の本棚 奥行250mm / Shelf

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目黒区で新しくオフィスを開設されたお客様のご紹介です。

事務所ビルの一室に新たに設立された会社のワークスペースです。室内は壁3面を本棚で構成し、収納機能と空間の印象を一体化させたインテリアとなっています。入口から室内へ入る際やキッチンへ移動する際には、キャスター付きの可動式本棚を動かして通路を確保します。通常であれば動線として空けておく部分まで本棚で構成することで、壁面全体を収納として活用する大胆な計画です。

このインテリアは、「Shelf 壁一面の本棚 奥行き250mm」と「Shelf 壁一面の本棚 奥行き350mm」によって構成されています。そのうち一部の「Shelf 壁一面の本棚 奥行き350mm」をキャスターベースの上に載せ、可動式とすることで、収納量を確保しながら室内への出入りを可能にしています。

可動式間仕切り本棚

入り口からワークスペースを見る

突き当たりの壁面には、床から天井近くまでを覆う本棚を2台並べて設置しています。壁に沿って納めることで、造り付け家具のように空間に収まっています。

正面に見える本棚には、奥行350mmタイプ専用カセット「A4書類収納用引き出し」を組み込んでいます。この専用カセットは、セル内に挿入して使用するカセット式のオプションツールです。文房具、小型のノート、書類、リモコン、充電用コードなど、作業空間で使う細かな物を見せずに収納できるため、ワークスペースを整然と保つことができます。また、引き出しの前板が本棚の一部に面をつくることで、視線を適度に整理し、壁面全体の印象を引き締めています。側面の壁にも複数の本棚を組み合わせて設置し、3面を収納で囲む構成としています。

可動式本棚

ワークスペースに入る際は本棚を動かす

側面に配置された2台の本棚は、キャスターベースに載せることで可動式としています。手前方向へ約500mm動かすことができ、本棚の奥にあるキッチンへは、引き戸のように本棚を移動させて出入りする構成です。この部分の本棚は、下り天井の高さに合わせて全体の高さを調整しています。天井との干渉を避けながら、壁面収納としての機能を確保しています。

手前に見えるキャスターベース付きの本棚も可動式です。通常の設置位置から平行にずらすことで、奥側への動線をつくることができます。雨戸を開け閉めするように、本棚そのものを移動させながら空間を使う、特徴的な構成となっています。

移動式本棚

ワークスペースから入り口を見る

画像右側に見える可動式本棚の定位置は、背後の壁沿いに設置された本棚と並ぶ位置です。隣接する本棚との接点を軸に見立て、室内側へ押し開くように動かすことで、出入口を確保する構成を想定しています。撮影時には、本棚を壁の手前に少し引き出し、部屋の奥側へ寄せた状態になっています。各縦板の下には大きめのキャスターを配置しており、本棚全体を軽い力でスムーズに動かすことができます。固定された壁面収納と可動式の本棚を組み合わせることで、収納量を確保しながら、必要に応じて動線を生み出す構成となっています。

可動式間仕切り本棚

キッチンからワークスペースを見る

キッチンとワークスペースを区切る本棚は、背板のないオープンシェルフとして構成されています。棚板越しに、大きな窓に向かって配置されたデスクが見え、収納でありながら視線を完全には遮らない、軽やかな間仕切りとして機能しています。窓から入る光や天井照明の明かりは、木材の質感を帯びながら棚板に反射し、室内にやわらかな陰影をつくります。逆光の中に浮かび上がる棚板の水平ラインは、壁面全体を大きな間接照明のように見せ、ワークスペースに印象的な表情を与えています。ブレース材が入る位置が、可動式本棚の境目となっています。本棚を動かす際にはこの部分に手を掛け、左側の本棚を約500mm移動させることで、キッチンへ通じる通路が現れる構成です。

可動間仕切り本棚

ワークスペースに入る際はその間仕切りの本棚を動かす

2台の本棚の間を開き、通路を形成した状態です。キッチンとワークスペースという性格の異なる空間を、本棚を間仕切りとして用いることで緩やかに区切っています。必要に応じて本棚を移動させることで、収納、間仕切り、動線の機能を切り替えながら使える構成です。また、下り天井や床材の違いも、2つの空間の性格を視覚的に分ける要素となっています。

間仕切り可動式本棚

ワークスペースからキッチンを振り返る

ワークスペースとキッチンの間には、もともと扉がなく、床や壁の仕上げによって緩やかにゾーニングされた空間が広がっていました。そこに、背板のないオープンシェルフ状の本棚を設置しています。撮影時はまだ収納物が入っていない状態ですが、棚板だけでも視線を適度に遮るスクリーンのような効果が生まれています。キッチンとワークスペースの間に明確な区切りをつくりながら、光や視線が完全には遮られない、軽やかな間仕切りとなっています。

この本棚は、すべての棚板が同じ間隔で配置され、ワークスペースの3面を囲むように設置されています。キャスターベースに載っていない固定式の本棚には、最下段に棚板のない仕様を用いることで、横板の高さを全体で揃えています。その結果、3面の本棚に水平ラインが連続し、室内全体に統一感が生まれています。背板のない本棚が空間を囲む構成は、障子を巡らせた和室のように、視線をやわらかく遮りながら落ち着いた領域をつくり出しています。

以下は、ご購入に際して、弊社が作成した製作・設置検討図面です。

図面にすることで、6台の本棚の位置の具体的なイメージだけでなく、実際の設置状況を検討してご確認いただけました。テーブルの搬出入の段取りや本棚を組み立てる手順なども計画されています。

可動式間仕切り本棚
移動式本棚
可動式本棚

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