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姉妹で使う子供部屋の壁面に 壁一面の本棚 奥行350mm / Shelf

子供部屋の壁面に | 壁一面の本棚 奥行350mm / Shelf (No.116)  | マルゲリータ使用例 シンプル おしゃれ 部屋 インテリア レイアウト
姉妹で使う子供部屋の壁面に | 壁一面の本棚

都内のマンションにお住いのお客様です。
2人のお子様の勉強部屋に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を設置いただきました。

縦7コマ×横5コマ、奥行き350mmの本棚が、勉強部屋の壁面を覆っています。2人のお子様は本棚と直行して窓に向かうように設置した勉強机と、本棚と並行に本棚を背にする形で設置した勉強机を使ってこのお部屋で過ごしています。躯体の迫り出した柱と隣室との境の引き戸との間にある壁面と本棚はほぼ同じ幅です。本棚はこの壁に沿わせて設置されています。

この部屋の天井は本棚の既存の高さ2400mmよりも高く、本棚の棚板の最上部と天井との間にスペースがあります。転倒防止のためとはいえ壁に孔をあけるのは気が進まないというご希望もあり、本件ではこのスペースに「フィラー板」を挿入して天井にぴったりと納める新しい工法を採用することになりました。(その様子はこちらの記事でご紹介)

姉妹で使う子供部屋の壁面に | 壁一面の本棚

幼い頃からお子様の近くにあった人形や縫いぐるみたちはセルの中に置かれます。一方で参考書や問題集、好きな読書の結果増えてくる蔵書などが少しずつそのボリューム感を増していきます。子ども時代の世界と成長につれて変わっていく景色が、互いの様子を見ながら共存している、成長過程の一瞬を切り取ったような本棚になっています。

姉妹で使う子供部屋の壁面に | 壁一面の本棚 縫いぐるみも

窓側の机にはデスクシェルフとキャビネットが備わっていますから、2人のお子様の勉強時間に手元に欲しいモノや個人的な持ち物は机の上や引き出しの中に置かれています。成長過程の子どもたちがモノから受け取れる要素が成長の時期によって変化していくのは自然な成り行きです。姉妹と一緒にこの大きな本棚を使って自分と相手にとっての大切なものを共有し、分類し、整理し、余白を埋めたり余白を作ったりしながら興味の幅や好奇心の可能性を大きく広げていく体験は2人の子ども時代を豊かに彩る勉強部屋での大切な歴史になっていきそうです。

姉妹で使う子供部屋の壁面に | 壁一面の本棚
姉妹で使う子供部屋の壁面に | 壁一面の本棚 楽しい縫いぐるみ

向かって右側の下の方のセルには無印良品のファイルボックスを使った見た目がスッキリしたスペースになっています。絶対になくしたくない大切なモノも、散らからないように一時的に保管するだけのモノも、ファイルボックスに納めてしまえば簡単に片付き、綺麗に整頓された状態が出来上がります。2人で使うので部屋が散らかって使い勝手が悪くなったり、集中力を途切らせてしまったりするような環境を作らないための工夫がお互いにとって大切です。この簡単な方法は、便利で取り入れやすいのでとても有効です。

子供部屋の壁面に | 壁一面の本棚

いくつかのセルでは、すでに蔵書が前後2列に並び始めています。好きな童話シリーズの背表紙や何冊もの参考書やシリーズもののDVDのケースなどがたっぷりと並びこうしたコンテンツはこれからますます増えていく気配が感じられます。それらを2列に並べたり、文庫本や新書サイズの小型の本などを3列に並べたりするようになると、コンテンツを見せない状態で収納するか、背表紙を少しずつ見せるように収納するか、など収納に関する工夫をする必要も出てきます。

マルゲリータのこのサイズの本棚には専用のアクセサリー「本棚の中の棚」が用意されていて、これを使えば、セルの中に段差をつけて奥のコンテンツの背を少し見せることが可能になります。またA4書類用の引き出しやファイルボックス、棚板などの専用アクセサリーもあり、いずれもセルに挿入するだけで設置できるカセット式です。必要に応じた収納の工夫を凝らしていくこともまた一つの体験になります。


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Shelfシリーズ / 壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

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壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

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