FILE 535

DJブースと壁面収納 壁一面の本棚 奥行350mm ロータイプ / Shelf

部屋の機能を損なわずにコンパクトに纏める | 壁一面の本棚 奥行350mm ロータイプ / Shelf (No.16)  | マルゲリータ使用例 シンプル おしゃれ 部屋 インテリア レイアウト

都内の戸建て住宅にお住いのお客様です。縦に長いリビングダイニングの壁面に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm ロータイプ」を中心に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を天井まで2列タイプ、3列タイプをそれぞれ両側に配し織り交ぜながら窓の位置をよけ、リビング、ダイニングルームでもあることから家族の収納も兼ねつつ低層の壁一のリビングボードを造られました。

6m以上ある壁面の窓を躱しながら計画された壁面収納は、向かって右側はDJをされるご主人のレコード棚としてお使いです。レコード棚セルの前面にはレコードジャケットも飾りながら順次入れ替えつつ楽しい空間を作っておられます。

ロータイプの本棚によるDJレコード収納棚と家族の壁面収納

ロータイプ本棚の上部にはミキサーを挟んでレコードプレーヤーが2台並べて置かれそのまま左側に連続していくと大型TV、家族の書棚、収納と続きます。部屋としての機能を損なわずに納め切った壁面収納です。

LPレコードをマス内に飾る

レコードジャケットをボックス内に飾る

そもそもレコードジャケットはその30cm角のサイズに合わせてデザインされているため巷のアルバムジャケットがそのまま縮小コピーされたCDジャケットとは趣が全く異なります。またCDジャケットの場合はその表面にプラスチックが来ているため並べると表面が乱反射して見た目にあまりいいものではありません。極論すればレコードジャケットはそこに納められている音楽と一心同体にあると言ってよく音楽がジャケットデザインを彷彿させ、またそのジャケットデザインが脳裏に音楽を奏でます。

Shelf壁一面の本棚 奥行350mm」はレコード収納ボックスとしてジャケットを縦に差し込んで収納することが出来るツールですがそのLPレコードを収納した時点で正面から約20mmの空きがあります。その空きを利用してジャケットを収納物によりかかる様に立てるとまさにそれが額縁で囲まれたかの姿になります。またそのセルが並ぶと正方形が均等に連続するのでリズム感のあるインテリアになります。またこの方法は巷にあるそれ専用のディスプレイラックとは異なりジャケットを正面から見て欠ける部分はなく、更にはそのまま均等に増殖が出来るというメリットもあります。

ロータイプの本棚によるDJレコード収納棚と家族の壁面収納

DJブースと家族の壁面収納の統合

もともとは特に幼少のお子さんの玩具、家族で使うもの、大型TV、そしてアナログレコードとそのプレイヤーが特にルールなく置かれていた状態から一変、連続するセルのルールの中窓を殺すことなく採光も取りつつ一つの楽しい空間が完成しました。アナログレコードを中心にDJをされているその性格上自室に篭りがちなケースもありますが本件ではあくまでオープンに家族を含めた友達を呼んでも楽しめるおうちDJの空間になっています。

ロータイプの本棚によるDJレコード収納棚と家族の壁面収納
アナログレコードと自宅DJブース

段状に下がっていく連続したセルの中段に2台のアナログレコードプレーヤーがミキサーを挟んで並びます。床面からの高さは1064mmなのでDJとしての作業性もちょうどいいサイズです。

アナログレコードとDJブース

家族の中のDJ

ひとえにDJと言ってもクラブ等の大空間でDJを行うといったほぼそれを職業とされている方と自宅で家族や友達と楽曲のテンポを合わせながら途切れない様に曲をスムーズに繋ぎ楽しむという趣味でDJをされている方に分かれます。趣味でされている方も徐々にステージを上げながらクラブ等に出ていくというケースもあり、音楽を単体として聴くのではなくそれを繋ぐことでまた新たなアートを作り出しているという繊細で楽しい世界です。

そのDJを行っていく上で必要不可欠なツールがDJブースです。DJブースは囲まれている閉じた空間というイメージが先行しますがこの世界で言われている自宅DJブースは2台のプレイヤーとその中間に置かれたミキサーを置くテーブルです。DJ機材の真ん中にあるミキサー部分を使ってスムーズに曲と曲を切り替えます。ここではロータイプの高さの本棚がその役を担っていてその下にはDJの種類によってアナログレコードやCDを整理するための棚に納められています。

アナログレコードプレーヤーとレコードジャケット

リビングに居ながら家族と趣味を楽しめる、友人と一緒にできる、広い空間で音を出せそれが音を伴ったインテリアにもなります。
自分の好きな曲ばかりではなくその場所やお客さんにあった選曲をする、DJをする上で最もこれが大事なポイントです。そういったお客さんに気を配りながら曲の知識を広げそれが整理され自分の空間を作っていくうちにいつの間にかその部屋は整理整頓され他人に気を遣いつつ様々なシチュエーションに対応可能な空間になっていきます。基本的にDJをされている方の部屋は綺麗に整理整頓されている方が殆どです。楽曲に対する知識を広げながらそのレコード、CDを蓄えさらにそれが直ぐに取り出せかつ途切れない様にスムーズに曲を繋ぐ、そういったデータの収集活用がきちんと出来て、更に気を遣う行動を伴っているうちにいつの間にかその部屋も綺麗に使いやすく納まっていきます。

アナログレコードジャケットを飾る
アナログレコードプレーヤーとDJブース
アナログレコードジャケットと自宅DJ

向かって左側のオーダー加工による本棚から延長する天板とロータイプ2段の本棚の天板はその見付け寸法を合わせています。簡単な所為ですがこのことにより連続した腰高の収納が確保されています。

アナログレコードジャケットを飾る
ロータイプの本棚による自宅DJレコード収納棚と家族の壁面収納
ロータイプの本棚によるおしゃれなDJレコード収納棚図面

▼カット・オーダー加工時の面図です。


この事例と関連するプロダクト

Shelfシリーズ / 壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

Shelfシリーズ

壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

マルゲリータお客様使用例をYouTubeでもご紹介しています。