都内のマンションにお住いのデザイン関連のお仕事をされているお客様です。そのリビング、ダイニングで「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を対角線上に配置してお使いいただいてます。
このお客様は以前より壁一面の本棚 奥行き250mmをお使いいただいてました。デザイン関連のお仕事をされている方でこの度新しい住居兼仕事場に引越し、それを機にもう一台の本棚をご購入いただき2台合わせて新しい仕事場に設置いただきました。
その移転先仕事場は縦に長細い平面形を取ります。住居も兼ねているのでその細長い平面形にどの様にレイアウトするかがポイントになっていました。
以前からお持ちの本棚
事務所移転に際しては新しい事務所には以前からお使いいただいてた本棚が梁下に納まらないことが判明したため一度ご相談いただきました。横に倒して使えないかとのご相談、構造的にはブレース板が入っていれば、それと床面が平らであれば問題ないとの旨私どもよりお答えしこの様に横に倒してお使いいただきました。
そもそも想定外の使い方ですが結果的に写真の様に正面向かって右側を壁に当て、両側に張り出す形の横板(元々は縦板ですが)にちょっとした物を置ける形にしています。また最上段には無印良品のファイルボックスを並べて置かれています。これも結果的に本体と梁下の隙間にちょうど良いサイズでその空隙を埋めることが出来ました。
不陸の調整
横板(元々は縦板)の最下段はこの様にスペーサーを咬ませることにより床の小さな不陸を拾わない様にしました。特にリノベーションされた建物は見た目には気づかない僅かな不陸がある事が多いです。この様な形で少し浮かせて本棚自体を壁側に持たせ掛ける事は転倒防止の観点からも有効です。
対角線に配置する
この横に倒した本棚の前に置かれたダイニングテーブルと椅子の構成もデザイナーならではの秀逸なセレクトに見えます。広がる形の絞ったスチール脚のダイニングセットがさりげなく置かれています。
細長い部屋の対角線上に置かれたもう一方の本棚は壁一面の本棚 奥行き350の幅5コマのタイプです。ワークスペースと住居が自然な形で共存しています。
こちらも同様に無印良品のファイルボックスを使い台所用品と合わせて日常生活のための収納として使っておいでです。生活感を極力抑えた見せ方。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。