ピアニスト石川武蔵さんのご自宅のレッスン室に「Shelf壁一面の本棚奥行き350mm」「Shelfロータイプ本棚」を2台のピアノを挟む様にそれが置かれている部屋の両側に設置いただきました。
レッスン室には録音ができるようにマイクや録音機材が設置されており、2台のピアノと並行に、ゆったりと座れるソファーが配置されています。この部屋は防音室であるため、防音材や仕上げ材の影響で柱や梁の奥行が深くなっています。これにより、本棚もそのフレームに収まる形で設置されており、全体的に安定感があり、しっかりとした印象を与えています。
向かって左側のロータイプ本棚の天板には、音響機器やモニタースピーカーが配置されており、セル内にはCDや書籍が整然と並べられています。音響機器の操作がしやすく、音楽や録音のための環境が整えられています。
一方、反対側には「Shelf壁一面の本棚奥行き350mm」が設置されており、主に楽譜関連の書籍が収納されています。この本棚は、フィラー板を介して天井にしっかりと密着させることで、転倒防止対策が施されています。そのため、安定感があり、安心して利用することができます。
このように、両側の本棚はそれぞれ異なる用途に対応しており、全体的にバランスの取れた空間を作り出しています。音響機器やスピーカーが配置されたロータイプの本棚は、音楽制作や鑑賞に最適な環境を提供し、一方の楽譜専用の本棚は、整理整頓された楽譜の保管スペースを提供します。部屋全体が機能的でありながら整った印象を与えます。
石川武蔵（OFFICIAL SITE）
桐朋女子高等学校音楽科にて岡本美智子氏に師事。同校卒業後、桐朋学園大学ソリストディプロマコースに進学。パリ国立高等音楽院に審査員満場一致で合格し渡仏し、ジャック・ルヴィエ氏のクラスにて学ぶ。2010年桐朋学園大学ソリストディプロマコース修了。2011年パリ国立高等音楽院ピアノ科修士課程を首席修了。同時にブリュートナー賞を受賞。また、同音楽院室内楽科にてフィリップ･ベルノルド氏、ミシェル・モラゲス氏に師事し 2012年審査員満場一致でディプロム取得。その後、スコラ・カントルム（パリ）にてジョルジュ・プリューデルマシェール氏に師事し、2014年に上級課程ディプロム取得。同年秋に日本へ帰国。2008年より4年間ローム・ミュージックファンデーション奨学生。2015年ABC新人音楽賞。2018年テレザ・ヤクーナ国際ピアノコンクール第3位。2020年市川市文化振興財団第4回即興オーディション優秀賞。室内楽奏者としてはこれまでにサル・プレイエルやサル・コルトーなどで演奏。また現代音楽作品の初演や邦人作品のフランス初演も多数行っている。2022年よりピアノ三重奏団TRIO VENTUSにピアニストとして加入した。
（石川武蔵さんホームページより抜粋）
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。