FILE 742

大学研究室の膨大な書籍をご自宅に Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm

【File 742】図書館のような蔵書空間 - Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm - マルゲリータお客様事例

この度大学を定年退官されたお客様、その大学研究室に今まで置かれていた膨大な蔵書を自宅に引き取られ、まるで図書館の様な一室を作られています。

このお客様は長年にわたり大学で教鞭をとられてきました。退官後に引き取った膨大な蔵書を整理し、ご自宅の近くに新たに場所を借りられ、あたかも図書館のような空間にされています。もともとご自宅には沢山の書籍をお持ちでしたがそれはそのままにしてあらたにこの様なスペースを作られました。書棚を並べ、本のジャンルやテーマごとに整理、更に快適な読書環境を整えるために、大きな窓から自然光を取り入れ、ゆったりとくつろげる椅子やテーブルを中央に配置されています。

大学研究室にあった膨大な書籍をご自宅に
定年退官後大学研究室にあった膨大な書籍をご自宅に
大学研究室にあった膨大な書籍をご自宅に
大学研究室にあった膨大な書籍を定年退官後ご自宅に
大学研究室にあった膨大な書籍を定年退官後ご自宅に

この図書室を構成するにあたっては一見既製品に見えるマルゲリータの本棚も実は高さ方向は全てオーダー仕様に調整されています。それは書籍全体に占める大型サイズの本を優先にそれらを最下段にまとめそれ以外の書籍はテーマ別に上段に配置されるという全体を見通した構成です。

洋書、特に古い学術書は、この様に一同に並べられると、その背表紙の色はセピア色から赤褐色に近い黒色までモザイク状に散らばり、全体として積み上げられたかの様な構成になります。距離を取って俯瞰すると、その濃い色合いの洋書は本の装丁としてはほぼ現代のA4サイズに揃っているため、並べても統一感があり一定の塊に見えてきます。

更にその濃い色合いの塊が壁面収納全体を通して均一なグリッドで仕切られています。これは本来目的としたものとは異なりますが、獏とした空間、塊を均一なグリッドにより網目を掛けることで空間そのものがあたかも静止して見えるという手法、グリッドユニフォーム(grid uniformed)、に近いものがあります。すなわち動きが感じられるものに均一のグリッドを被せる事でそのもの自体が止まっているかに見せる手法、それはこれまでぼんやりと存在していた洋書を格子の中に収めることでその存在を別の見方で確立させているとも言えます。

大学研究室にあった膨大な書籍を定年退官後ご自宅に
大学研究室にあった膨大な書籍を定年退官後ご自宅に
大学研究室にあった膨大な書籍を定年退官後ご自宅に

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Shelfシリーズ / 壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

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