神奈川県のマンションにお住いのお客様です。「Shelf 開口部のある本棚」の前面に「Tavola コンソールデスク スチール脚（RO）」を置いて連続するデスクトップを構成され書斎としてお使いいただいています。
開口部付き本棚とコンソールデスク
「Shelfカウンター付き本棚」のデスク面に開口部を設け、そこにPCモニターを置いてお使いいただいているお客様は数多くいらっしゃいます。また、将来的に使い方を変えたいと考えた際に、本棚とコンソールデスクは別パーツに分かれた方が使いまわしがしやすいとお考えになるお客様もいらっしゃいます。本件はまさにその考え方です。
コンソールデスクそのものも本棚目一杯のサイズにはしないで、最小限のワークデスクのサイズにされ、動きやすい体制をとられています。本棚前面で空いたスペースには、これまでお持ちだったダークブラウンの棚を置かれて、プリンター台としてお使いいただいています。
3×3コマの解放感
この本棚の開口部は3×3コマ分あり、PCモニターのサイズからすると少し大きめとも言えます。しかし、白い壁面を背景としたモニターに向かうとその周囲に抜け感が広がり、心なしか落ち着いた感じが得られます。モニターの周囲が密実に詰まっている微かな息苦しさもなく、モニターとキーボードに向かう心地よさが漂います。
2段階の色調で構成する
本件の様に、本棚部分とその手前のコンソールデスク、プリンター台の色を分けることにより、それぞれが分割されたレイヤー状に見え部屋に於ける圧迫感が軽減されます。特に手前の部分の色が濃いと効果的です。
フィラー板を挿入する
賃貸住宅にお住いのお客様の場合、多くの方が本棚を固定する際になるべく壁に傷をつけたくないとお考えです。賃貸住宅に限らずともそういったお考えをお持ちの方は大勢いらっしゃいます。本件のお客様もリフォームしたての室内の壁を傷つける事を躊躇、フィラー板による本棚の固定を選択されています。
フィラー板は本棚の縦材の上部と天井との隙間に差し込んで天井目一杯まで持っていくという手法、倒れようとする際に天井に引っかかって倒れにくくするという手法です。本棚の最上部に後からフィラー板を挿入して完全な壁一面の本棚にします。
この様に、フィラー板も使われながらその部屋の一面を機能的にも視覚的にもコンパクトな一面をお作りいただきました。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
ダイニングテーブル、コンソールデスクを中心にしたシリーズ。座卓、文机も。