都内の低層マンションにお住いのお客様です。これまで1階を居住スペースとして使っておられましたが、この度新たに半地下の部屋を購入され、陽当たりのよいその室内に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」を置かれお使いいただいています。
リモートワークの仕事としてのご活用と家族と過ごす共有スペースとして活用の場を兼ねておいでです。本棚はその両面からお使いいただいています。具体的には、リビング側(ハンモックがぶら下がっている側)はお子さんのスペースで、コミック本や縫いぐるみ等が置かれ、反対側はご主人の仕事関連の書籍が背中合わせに並びます。更に、そこに合わせる様にコンソールデスクも置かれ、快適な書斎環境を作っておいでです。
また、ここではその2つのハンモックが印象的です。天井の高い広々とした空間に現れるハンモックの姿は、日常なのか、リゾート気分なのか、ましてはそこが書斎なのか一瞬考えさせられてしまいます。そのハンモックを通して見える両面使われている本棚は、その奥に控える書斎スペースの軽い間仕切りである、ということも全てが軽快な動きに見えます。
ハンモックそのものは構造躯体にホールインアンカーを埋め込み、そこから吊り下げられています。それと同様の方法で同じくアンカーからロープを渡し、両端の縦材の上部を円形にくり抜き、そこにロープを通して固定されています。構造躯体から直接固定するわけでなく、アンカーから出されたロープに引っ掛けている点が小気味良く感じます。
ハンモックのある書斎は、オンとオフの切り替えがはっきりしており、特にオフの時間が効果的なため、仕事の効率が上がります。この環境はリゾートのような感覚をもたらし、リラックスしながら高い生産性を維持できる理想的なワークスペースを提供します。リクライニングチェアとは異なり、ハンモックでのリラックスタイムは、仕事が終わると長いオフの時間が待っているような気持ちにさせます。これにより、ストレスが軽減され、集中力が回復し、結果的に仕事のパフォーマンスが向上します。このような書斎は、創造的な発想や柔軟な思考を促し、仕事の質を高めるための素晴らしい環境となります。
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