都内の低層マンションにお住いのお客様です。1階を居住スペースとして使っておられましたが、この度新たに半地下の部屋を購入され、陽当たりのよいその部屋に「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」を置かれお使いいただいています。
リモートワークの仕事としてのご活用と家族と過ごす共有スペースとして活用の場を兼ねておいでです。本棚はその両面からお使いいただいています。具体的には、リビング側(ハンモックがぶら下がっている側)はお子さんのスペースで、コミック本や縫いぐるみ等が置かれ、反対側はご主人の仕事関連の書籍が背中合わせに並びます。更に、そこに合わせる様にコンソールデスクも置かれ、快適な書斎環境を作っておいでです。
また、ここではその2つのハンモックが印象的です。天井の高い広々とした空間に現れるハンモックの姿は、日常なのか、リゾート気分なのか、ましてはそこが書斎なのか一瞬考えさせられてしまいます。そのハンモックを通して見える両面使われている本棚は、その奥に控える書斎スペースの軽い間仕切りである、ということも全てが軽快な動きに見えます。
ハンモックそのものは構造躯体にホールインアンカーを埋め込み、そこから吊り下げられています。それと同様の方法で同じくアンカーからロープを渡し、両端の縦材の上部を円形にくり抜き、そこにロープを通して固定されています。構造躯体から直接固定するわけでなく、アンカーから出されたロープに引っ掛けている点が小気味良く感じます。
この事例と関連するプロダクト