島根県の隠岐4島の一つ、最も素朴な暮らしが残る島と言われている知夫里島。この地に移住されてきてそのままこの自然豊かな島に住まわれているお客様です。この度、戸建て住宅を建てられその2階、階段に直結する部屋に「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」「Shelf ロータイプ本棚」をそこにある電子ピアノを挟んで設置されています。
「Shelf 壁一面の本棚 奥行250mm」はこの壁面にある小窓を取り囲む様に中央に開口を設け、更に本棚には天板を設けることによりその開口部には奥行が与えられ、窓を避けて本棚を設置、というより寧ろそのピクチャーウィンドウと化した立体的な絵を本棚の中に組み込んだかのような形を取られています。その窓を通して見える島の情景も都会では全く見る事のない原風景の様な姿です。
この窓の縦2方枠は窓枠に添うように調整され、その皺寄せは本棚の各セルの横幅を調整する事で成立させています。一方で窓台の下は15cmあけてそこにちょっとしたモノを飾るスペースを用意、小さいながらも背面に壁を伴う小物展示スペースを作っておいでです。
もう一方の「Shelf ロータイプ本棚」、ここでは隣接する壁にあるやや大きめの引き違い窓に直交する形で置かれています。窓の下端に本棚の上端を合わせる様に置かれていて主にお子さんの絵本を下の方に、高さを揃えて並べられています。最上段には家族の写真が飾られ窓から見える山の景色と相まって自然の中で暮らす家族の生き生きとした姿がそこにあります。
知夫里島
知夫里島（ちぶりじま）は、島根県・隠岐諸島に位置する自然豊かな小さな島であり、島根半島から約50km離れ、隠岐4島の中で最も本州に近接した場所に位置しています。人口は約600人で、周囲27kmの範囲にはコンビニは勿論、信号機すら存在しない島です。
また、島の素朴な生活だけでなく、隠岐諸島を一望できる”赤ハゲ山”からの眺望や、島前カルデラ、そして火山の噴火によって形成された”赤壁”といった、小規模な島には思えないほどのダイナミックで壮大な自然が広がります。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。