Studioワークデスク
機能性とデザインを両立した
ミニマルワークデスク
デスクの基本構成要素は天板と4本の脚で、天板には撓まない硬く平滑な表面が求められます。脚部は前後左右の水平応力に耐え、安定性を確保する構造とし、ラバーウッド集成材の天板と幅50mm・厚さ1.6mmのスチールプレートを使用。プレートは直角に折り曲げ、内部にブレースを配置して剛性を高めています。正面からは安定感、側面からは軽快さ、短辺側からは繊細でダイナミックな印象を与えるデザインを目指しています。
Studioワークデスク 幅1000×奥行600㎜
コンパクトワークモデル
省スペースを前提とした幅1000×奥行600㎜のワークデスクです。部屋の一角やワンルーム、書斎スペースなど、限られた面積でも導入しやすいサイズです。ノートパソコンや筆記作業を主体としたワークスタイルに適しており、軽量かつ取り回しが容易なため、模様替えや移動もスムーズに行えます。但し幅が600mmのため椅子以外のサイドテーブル、キャビネット等はデスク下に収納するのは難しいです。
Studioワークデスク 幅1200×奥行600㎜
汎用スタンダードモデル
幅1200×奥行600㎜のモデルは、家庭用からオフィス用まで幅広く対応できるバランスの良さを備えています。ノートパソコンとモニターを併用したセットアップ、周辺機器や資料を並べた作業にも十分なスペースを提供し、学習、趣味、仕事など多目的に活用できます。標準的なワークデスクサイズとして、様々な設置場所に合わせることが出来ます。
Studioワークデスク 幅1400×奥行600㎜
プロフェッショナルワークモデル
幅1400×奥行600㎜という余裕あるワークスペースを持つモデルです。複数モニターの設置、模型や図面、工具類の展開など、広範な作業用途に対応可能です。専用の作業エリアとして、空間の中心にふさわしい存在感をもち、クリエイティブオフィスやホームスタジオなど、作業効率と趣味性を両立させる環境に適しています。幅が1400mmのため椅子以外のサイドテーブル、キャビネットも併用してお使いいただくと机上面が更に広く使えます。
個人の書斎で使う場合
自宅でのワークデスクの使い方には、大きく二つの傾向があります。ひとつは、ダイニングテーブルを食事以外の時間に作業用として兼用するスタイルです。広い天板を活用できる利点がある一方で、資料やパソコンを広げたままにできず、毎回片付けが必要になるという不便さもあります。もうひとつは、自宅の書斎やリビングの一角に専用のデスクを設けるスタイルです。常に作業環境が確保されているため、資料や機器を置いたままにできるのが特徴です。集中して作業に取り組めるだけでなく、仕事と生活の領域を自然に切り分ける役割も果たします。
オフィスで使う場合
オフィスにおいて、ワークデスクは仕事を行う上での基本単位となります。十分な奥行と幅をもつ天板が確保されていれば、ノートパソコンや書類を効率よく扱うことができ、必要最低限でありながら十分な作業スペースを維持できます。「デスクトップ」という言葉がコンピュータの画面を指すようになった現代においても、実際の机上が快適かどうかは、働く環境全体の質を左右する重要な要素です。手の届く範囲に秩序があること。それが、集中力と生産性を支えるもっとも基本的な条件といえます。
自宅の書斎とオフィスのワークスペース
その形態や目的は異なっていても、快適な環境を構築するための基本原則は共通しています。それは、「机上の秩序」と「空間の落ち着き」が両立していることです。書斎では、思考や創作に集中するための静穏な環境が求められます。
一方、オフィスでは、複数人が協働する中での効率性や共有性が重視されます。用途は異なりますが、いずれの空間においても、天板上の限られた要素が作業効率や集中度を大きく左右します。このワークデスクは、この共通点から最小限の構成で最大限の機能性と視覚的な安定感を実現しています。素材の質感、脚部構造、天板下の余白といった各要素が精緻に調整され、「考える」「働く」といった行為に主眼を置いて構成されています。生活と仕事の境界が曖昧になった現在、書斎とオフィスを分けるのは場所ではなく環境の作り方です。ここでは働くための物理的環境を再定義し、機能性とデザイン性を両立するワークデスクを試みました。










