「九州大学大学院工学府土木工学専攻 災害数理研究室」に「Shelf 壁一面の本棚」シリーズを採用いただきました。
コンクリート打ち放しの構造体に加え、配管やダクト類が露出した意匠を特徴とし、設備機器の機能性のみならず、取り付け方法やレイアウトにも高度な設計と施工精度が求められる空間です。換気口や照明といった設備要素も、空間の構成要素として整理され、ストイックで洗練された室内を形成しています。このような明確な設計思想のもと、「Shelf 壁一面の本棚」が研究環境の一部として設置されています。



ここでは「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」と「Shelf カウンター付き本棚(開口部付き)」を白い壁面に沿って2台並列に設置。天井高を活かした構成と相まって、整然とした印象を与えています。


本棚の前には、4台のワークデスクが田の字型に構成され、それぞれが千鳥状に配置されることで、動線に余裕を持たせた快適な作業環境が確保されています。分散されたデスク群の共有収納として、本棚が静かに機能しており、空間全体の秩序を保っています。



















また、研究室入口付近には「Shelf ロータイプ本棚 移動式」を設置。空間を緩やかに区切ると同時に、両面使用可能な構造を活かして消耗品や雑貨類の収納に使用されています。可動式であるため、用途や動線に応じた柔軟な運用が可能となっています。








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