
都内の戸建て住宅にお住いのお客様です。そのご自宅のリビングルームにその開口部を生かした形で「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm ロータイプ」および特注2列タイプの「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm 」を並べてお使いいただいてます。ロータイプの本棚はDJブースとしてお使いいただき、その下にはアナログLPレコードが余すところなく整理収納されてます。

窓を塞ぐことなくレコード棚を構成
ロータイプ本棚と、幅を調整した本棚を隣接させ、壁面に沿ってL字型の収納を構成しています。窓まわりを大きく囲い込むのではなく、採光を妨げない範囲に本棚を納めることで、窓からの自然光を確保しながら収納量を確保しています。ロータイプ本棚は特注加工を施さずに使用し、隣接する本棚は設置場所に合わせて幅を調整しています。両者の天板の見付寸法や奥行を揃えることで、別々の本棚でありながら、一体の家具のように連続して見える構成となっています。

この事例では、既存の窓を完全に囲うのではなく、窓の一辺に沿って本棚を納め、もう一方はロータイプ本棚をそのまま配置しています。窓まわりに余白を残すことで、壁面収納でありながら軽快な印象を保っています。ロータイプ本棚の天板上には、ミキサーを中心に、2台のアナログレコードプレーヤーとスピーカーが配置されています。必要な機器を最小限の構成でまとめることで、コンパクトなオーディオスペースとして機能しています。
天板と窓の間に機器類が自然に納まり、採光や動線を妨げることなく配置されています。収納家具とオーディオ機器が同じ壁面の中で整理され、リビングの一角に無理のない音楽環境が形成されています。

DJブース
DJにおいて重要なのは、自分の好きな曲をかけることだけではなく、その場の雰囲気や来場者に合わせて選曲することです。音楽の知識を広げ、楽曲を分類し、状況に応じて適切に取り出せるようにしておくことが、DJの基本的な準備となります。そのため、DJのための空間には、レコードやCDを整理し、必要な音源にすぐアクセスできる収納環境が求められます。ジャンル、年代、アーティスト、用途などに応じて音源を分類することで、選曲の幅が広がり、現場での対応力も高まります。DJをされている方の部屋が整理されていることが多いのは、音源を扱う行為そのものが、分類と管理を必要とするためです。楽曲を蓄積し、それをすぐに取り出し、流れを途切れさせずに次の曲へつなぐためには、収納と配置が明確であることが重要になります。
音源の収集、分類、活用を日常的に行う中で、部屋全体も自然に整理されていきます。レコードやCD、機材、作業スペースが適切な位置に収まることで、音楽を楽しむための場所であると同時に、さまざまなシチュエーションに対応できる実用的な空間が形成されています。



ダイニングルームからリビングにかけて、空間が少しずつずれながら連続する平面計画となっています。視線の位置が移動することで、室内の見え方も変化し、奥行きのある空間構成が生まれています。その境界部分には、オーダー製作した「Shelf 壁一面のA5版本棚 奥行180mm」を設置いただいています。奥行を抑えた本棚を用いることで、通路や視線の抜けを妨げずに、CDやEPレコードを整理できる収納スペースが確保されています。
リビング側に収納されたアナログLPレコードとは別に、CDやEPレコードをこの場所に分けて収めることで、音楽メディアの種類ごとに整理された構成となっています。収納場所を分けることにより、必要なものを取り出しやすく、室内全体も整った印象にまとまっています。ダイニングとリビングの間に本棚を設けることで、空間を完全に仕切るのではなく、収納を介して緩やかにつなぐ役割も生まれています。視線の変化、収納の使い分け、音楽を楽しむための機能が同じ場所に整理された事例です。

ダイニングルームから振り返った様子です。開口部の片方の面に合わせるように置かれた「Shelf 壁一面のA5版本棚 奥行180mm」に一部視野が切り取られアナログレコードを中心とした音楽室がここから見え隠れします。連続する空間をこの様に部分的に絞ることにより、引きがあり、豊かな造りの音場空間が実現します。
この事例と関連するプロダクト

間仕切り、パーティションにも。両面から使えるロータイプ本棚。

壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。美術全集、画集など大型本の収納に。




