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リビングに設置して家族で使う カウンター付き本棚 / Shelf

リビングに設置して家族で使う | カウンター付き本棚 / Shelf (No.35)  | マルゲリータ使用例 シンプル おしゃれ 部屋 インテリア レイアウト

都内のマンションにお住いのお客様です。
リフォームされたそのマンションのリビングに「Shelf カウンター付き本棚」を設置いただき家族全員でお使いいただいてます。

カウンター付き本棚 | マルゲリータ使用例 シンプル おしゃれ

リフォームされたマンションの壁一面に縦7コマ×横7コマのカウンター付き本棚を設置していただきました。幅2395mm、高さ2400mmの大型の本棚が壁面いっぱいに床から天井まで広がっています。その本棚の下から3段目の棚板が前に伸びてカウンターになり、カウンターの前に3つの椅子が置かれ3人でお使いいただけるワークスペースになっています。

向かって右端の2列は室内の梁の形に合わせるために最上段の棚板をカットしてあります。右側の壁には巾木が巡らされているために薄い隙間ができています。カウンター上でのPCの作業も多いため壁に沿って配線ルートを設け、また下方にも下ろして電源が取れるようになっています。「専用のカセット」をお使いになりながらコンパクトなワークスペースが構成されています。

カウンター付き壁面収納 家族3人で使う

カウンターを3人で使う

カウンターの天板は棚板が前面に伸びて張り出す形でできています。カウンターの脚部は両端の棚板と右から4番目の縦板が前に伸びて天板を支える形状になっています。このためカウンターに3人が並んでお使いいただく場合にはお二人がセル2つ分の横幅、お一人がセル3つ分の横幅を占めることになります。セル2つ分はおよそ690mmです。カウンター自体の奥行きは450mmあり更に本棚の奥行き350mmが加わりますのでコンパクトながら十分なワークスペースが確保できています。

カウンター付き壁面収納 マルゲリータ使用例 家族3人で使うおしゃれ
リビングに設置して家族で使う | 配線用開口

配線を通す

ワークスペースで作業を進める際に往々にして後から問題になってしまうのはカウンター上での電源確保の方法です。本件では3人がそれぞれのPCを使い手元の光源を確保しスマートフォンやタブレットなどの周辺機器を複数使う場合も予想でき電源の確保に工夫が必要でした。そこでカウンターの奥にあたる棚板の壁際にカットを入れて壁に沿った配線ルートを設けました。本棚を設置する前に配線コードを引き込んであるので大きめのコンセントタップも問題なくご使用いただいています。

リビングに設置して家族で使う壁面収納

ワークスペースは本棚に正対して構成されています。座った姿勢の正面に、垂直方向に、参考書や文具、書類などが積み上がっていく位置関係になります。目の前のセルの中には書籍だけでなくさまざまなモノが使う頻度やタイミングもさまざまにスタンバイすることになります。本件では2つのセルに引き出しを導入していますがこのように引き出し方式にするとコンテンツの色や形がバラバラであったとしてもその中に収めるだけで見た目がシンプルに片付き視界に入る景色が整理されます。この方法はワークスペースにおける集中力を高める意味で重要です。また、何人かで共有するスペースではプライバシーの確保のためにも視線を遮断するこうした方法の収納は重要です。お使いいただいている「A4書類収納用引き出し段」は、マルゲリータの奥行350mmの本棚専用に用意されたカセット式のアクセサリーでセルの中に収めるだけでセットできるユニットです。引き出しはトレイとしてもお使いいただけます。

家族で使う | カウンター付き壁面収納
リビングに設置して家族で使う | カウンター付き壁面収納
カウンター付き本棚  A4書類収納
カウンター付き本棚 壁面収納
カウンターを中央で繋ぐ

カウンターを中央で繋ぐ

本棚の左右から4列目のセルの真ん中にあたるカウンターの天板は2つに継いであります。これはカウンター天板が搬入の際に入りきらなかったので中央で切断して円盤金物でテンションをかけて絞めたものです。常にテンションが掛かっているので隙間も生じなく表面はそのままほぼフラットでお使いいただいてます。

3人のワークスペースのうち真ん中の位置にお座りになる方にはこの継ぎ目が当たりますが水平はきちんと出ています。下から見上げるとジョイント部分の金具が見えますが、特に注目しない限り目立つことはありません。本件ではカウンターの上にコルクのデスクマットを敷いてご使用になっているためご使用の際に継ぎ目が気になることはほとんど無い状態です。

リビングに設置して家族で使う | カウンター付き壁面収納

カウンターの下には上と同じサイズの2段の棚がデスク下の収納スペースとして確保されています。机上で作業をする際にすぐに取り出せる位置ですが出し入れの際にはかがみ込む姿勢になります。一番下の段はフローリングの上に直接置く形です。フローリングの上を滑らせて出し入れできるので大版の美術書や重い図鑑やファイルなどを収めるのに適しています。この容積の収納スペースがリビング内に確保されていることで日々の暮らしの中での雑多なものを片付けておけるようになります。収納用のバスケットなどを活用した見せない収納も適しています。使う季節や機会が限られたモノなど使用頻度を検討して配置して使い勝手を高めるなど、工夫のしがいのある収納スペースです。

木製家具の佇まい

白い天井と白い壁にヴィンテージ風のフローリングが配されたおしゃれな雰囲気のお部屋です。チェアやローテーブルなど木の風合いを生かした家具がチョイスされています。そこにマルゲリータの本棚の色が明るいアクセントになっています。木材同士なので質感の相性が良くそれぞれのデザインがぶつかり合わないので、壁を覆う大きな家具でありながら自然に馴染んでいます。縦板と横板の組み合わさったグリッド状の外観から軽やかなビジュアルが浮かび上がり、居心地の良いリビングを作りあげています。


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Shelfシリーズ / 壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。

Shelfシリーズ

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