神奈川県にある戸建て住宅でピアノ教室をされているお客様です。その音楽室のアルコーブ、ソファーの背面に「Shelf 壁一面のコミック本棚 奥行180mm」を設置いただきました。
この音楽室のアルコーブの奥行は約1m近くあり、そこにぴったり収まる形でCD壁面収納とソファが置かれています。ピアノ教室なので付き添いの父兄の方、他の生徒さんらがソファに腰かけ、そこがちょっとした室内待合室の様な心地よいレイアウトになっています。その背後にあるCD収納棚もソファで下3段分は隠れていますが逆にそこを見せない収納として活用する手段もあり、また上の方はソファの上に立てば簡単に手が届くのでシンプルですが実に使いやすい構成になっています。

グランドピアノを通してアルコーブを見たところ。静かで品のある構成です。

また既存の壁付けブラケットを生かすためにオーダーで開口部を設けその中心に照明を据える構成になっているため、特に夜、この照明だけを点燈させた時、それを囲む四角い箱がまた新たな間接照明としての建築化照明になる事が想像出来き、そこは心地よいアルコーブに昇華していると考えられます。

またアルコーブの奥行も深いため、24時間換気の換気口を避けた位置に収納棚が来る無理のない自然な納まりになっています。





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