富山大学学術研究部、微生物学教室の研究室に「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」および「Shelf 開口部のある本棚」を2台並べて、壁面収納としてお使いいただいています。
柱間にぴったりと収まるように設置された壁面収納は、ほぼ壁全体を覆い、十分な収納スペースを確保しています。「Shelf 開口部のある本棚」にはPCモニターが設置され、その前の会議用テーブルを通じて複数人で画面を見ることができます。シンプルな構成ながら、向かい合って座るミーティング用テーブルと、そこに座った全員がモニターを確認できるレイアウトは、ゼミの学生を対象にした空間を効率的に活用しています。
教授のデスクは壁面収納と反対側の壁に窓を挟んで置かれ、広い空間の中で静かな研究の環境を作っておられます。古色の朱色とも言うべき床の色と本棚の白木の色が落ち着いた対比を見せ、その中に置かれたダーク系の会議用テーブルとデスクの黒い塊が際立ちます。
研究室を外から見ると、部屋の中央に配置された会議用デスクが目に入ります。このデスクは、そこに人がいないと、視線がそのまま窓へと抜けていくため、開放感のある心地よい空間が広がっているのがわかります。デスクが中央に置かれることで、部屋全体に自然な仕切りが生まれ、空間の使い方がより柔軟になっているのが特徴です。また、外からの視線を考慮したレイアウトにより、内部と外部の視覚的なつながりが強調されています。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。
SERIES18
大学研究室
このシリーズではマルゲリータの本棚を大学や研究室に置く際の考え方、レイアウトなどを紹介しています
