大学研究室

SERIES

18

大学の研究室において、本棚の選定は教授と学生の双方のニーズに合致する必要があります。

大学の研究室に本棚を導入する際も、内装工事を伴わない形で本棚を設置する事が理想です。工事が伴わなければ、研究室の壁面に直接本棚を配置でき、スペースを効果的に活用することができます。また将来的な移転、変更、明け渡しが発生しても、柔軟に対応する事が出来ます。本棚の寸法が変更される可能性がある場合でも、簡単な調整で新しい配置に合わせられるため、研究室のレイアウト変更や設備更新に際しても、迅速かつ費用対効果的な対応が可能です。

特に研究室では、変化に対応しやすく、効率的なスペース利用が求められます。壁面本棚の導入は、この要求に応えつつ、環境の創造的で機能的な変革をもたらす必要性があります。

大学の研究室に於ける本棚

【File 743】高分子ゲルの研究室に -2 - Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm - マルゲリータお客様事例

教授の視点

研究室は多くの書籍、論文、資料が集まる場であり、本棚はこれらを効率的に整理できるような大容量かつ機能的なものであるべきです。また研究の進展に伴い、新しい資料や書籍が加わることがあります。本棚は柔軟な配置や変更が可能であり、将来的なニーズに対応できる仕組みが求められます。

学生の視点

学生は頻繁に資料や教科書にアクセスするため、本棚は利用しやすく、必要な資料が迅速に取り出せる構造が重要です。また本棚は学習や研究に集中できる環境づくりに寄与するべきです。空間全体の一体感を損なわず、学生が快適に過ごせるようなデザインが好まれます。

研究室に於ける蔵書

[File 730] 大学研究室の壁面本棚 - Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm - マルゲリータお客様事例

研究室の蔵書

一般的に、大学の研究室に置かれた本棚には研究室の教授の蔵書だけでなく、学生の論文や研究者が利用するための専門書や資料も含まれることがあります。研究室の本棚に収められた書物は、その研究室の専門分野や研究テーマに関連するものが多い傾向があります。

教授の蔵書が一部を占めつつも、大学の研究室はその研究の拠点であり、教授や学生が共同で研究を進める場でもあります。そのため、研究室の本棚には研究グループ全体が利用するための資料や参考文献、最新の研究論文などが共存する形で並びます。多様な知識や情報が共有され、それが研究者や学生たちの研究に役立つようになっています。

文系と理系

大学の研究室における書籍の量は文系と理系で統一的な規定があるわけではありません。各研究室や教員の方針、専門分野によって異なります。ただし、文系と理系の研究室で共通して見られる傾向があります。

文系の研究室では、主に文学、歴史、社会学、哲学などの分野で研究が行われます。こうした分野では、主に論文や文献の解釈・分析が中心であり、多くの場合、大量の書籍や論文を参照することが求められます。そのため、研究室には幅広いジャンルの書籍が充実していることが一般的です。

一方で、理系の研究室では、物理学、化学、数学などの分野では、実験データや特定の実験手法や計算手法に関する書籍や学術論文が主流となり、デジタル化されているものも多く存在します。ただし、建築や土木系の研究室では、図録や写真集も多く使用され、そのためには紙媒体が主体となります。

設置実例

File521 大学建築学科の研究室に


File1008 収納と共有を一体化した、大学研究室のための構成的本棚


File1022 研究に集中するための、秩序ある本棚構成


File1024 研究室の成長に応答する、L字型壁面本棚の拡張事例


File1028 研究室と学生スペースに見る、本棚の役割分担


File1035 研究資料を支える壁一面の本棚とミーティングテーブル


File1036 研究活動を背面から支える連結された壁一面本棚


File975 九州大学 大学院の研究室に


File937 東京大学 核医学イメージングの研究室に


File908 中央に大きなテーブルのある研究室


File909 建築学専攻の研究室に


File888 明治大学理工学研究科 壁一面の本棚


File848 ワークデスクが室内を一周する


File839 洋書に囲まれた研究室


File835 本棚の向かい合う大学研究室


File571 新しい生物学研究室の壁面に


File394 ロータイプ本棚を研究室の入口間仕切りに


File550 先端技術の大学研究室に


File562 海の見える研究室に


File665 教育学部研究室の壁一面に


File666 研究室の壁一面に


File655 ライティングビューローを包み込む


File768 北陸先端科学技術大学院大学の研究室に


File679 高分子ゲルの研究室に


File743 高分子ゲルの研究室に-2


File730 豊田工業大学 知能数理研究室に


File661 国立大学の医学部資料室


File797 机上を広く使う

考察

研究室には本が必要

キケロの言葉に倣えば、「書物のない空間は、魂のない身体のようなものだ」という彼の哲学を振り返ると、知識を蓄えることの大切さは千年を経て今も変わりません。ところが、もしも大学の研究室がほとんど本を持たず、全てがデジタルデータでアクセス可能だったなら、その室内ははまさにキケロの言葉通りまるで魂のない空間のように映ります。

最新の情報には容易にアクセスできる一方で、デジタル化が進んでいない古い書籍や文献は手に入れることが難しい。研究室は本来、デジタルデータでは得られない独自性や歴史的な価値を持つべきです。現代はデジタルデータがどこにでも存在し、容易にアクセスできる時代であるがゆえに、大学の研究室は他では手に入れられない、半ば古書店のような雰囲気漂う独自の空間であるべきでしょう。

[File 730] 大学研究室の壁面本棚 - Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm - マルゲリータお客様事例

実例に関連するプロダクト

またお部屋に合わせてカスタムしたい場合は設置場所の情報、本棚のプランをお問い合わせいただけましたら図面とお見積もりを作成いたします。
詳細はカット・オーダー加工ページをご覧ください。