東京工芸大学工学部、厚木キャンパスの研究室に「Shelf アンダーカウンター本棚」を4台設置いただきました。アンダーカウンター本棚は2列が横に並び、それらが対面式に向かい合い、計4台が配置され、研究室の学生用としてお使いいただいています。
アンダーカウンター本棚の特徴
- 机を広く使える
アンダーカウンター本棚のデスクの広さは最大で幅2400㎜×奥行800㎜あります。本棚にデスクを組合せた「カウンター付き本棚」の机上面より上の本棚をなくして、より広い作業スペースを備えたデスクです。広い作業環境はデスクトップパソコンを置いた状態でも本やノートを広げて作業が可能です。さらに身動きがとりやすくストレスなく自由に動けるので集中力を高め作業効率も向上させます。 - 並べて使える
「Shelf アンダーカウンター本棚」はそれを連続させることにより、壁面に沿った長い作業テーブルができます。夫婦やパートナーで同じ仕事をしていたり、あるいは兄弟で勉強したり共有の図書を広げながら十分なスペースで仕事、勉強ができます。ここでは対面式に配置され広いオフィスで効率的なスペースを作り出すことも可能です。 - 足元に十分な収納を備える
カウンター下の足元には縦2段、横は5列または7列のコマがあります。必要な書類がすぐに手元になかったり、屈まなければならないという動作も生じますが、収納力は十分にあります。 - 上方に抜けた空間が持てる
デスクワークをする際に、目前に何の遮蔽物もなく抜けた空間があると思考の幅も広がります。物事を考えるとき、開かれたもとで行えるのはもとより、上方に抜けているのは思考回路を保つうえで有効に作用します。
本件の「Shelf アンダーカウンター本棚」は建築学科の学習机として利用されています。大きなサイズの図面や参考書などを広げて作業する機会が多いケースでは、この広い作業スペースは非常に適しているといえます。奥行も一般的なデスクと比べると大きいため資料を見ながらパソコンを操作することも容易に行えます。
研究室から廊下を隔てた先にある教授室には「Shelf 壁一面の本棚 奥行350mm」が2台連結して並びます。ドアを開いた側の壁面はドアから少し距離があるので、ある意味アルコーブといえるそのスペースに本棚は設置されています。正面右側は少しゆとりがあるため特注でコマを1つ追加して幅いっぱいにすることも可能でしたが、ここではなにも加工されていない横5コマ縦7コマの既製品サイズの本棚2台が右側にゆとりを残しつつ収まっています。既製品はその本棚の最大のサイズでコマの割付もそこから決めているため、加工していない状態が一番美しいスタイルです。幅いっぱいにするために1つだけ幅を詰めたものを追加するよりも、あえて既製サイズをそのまま設置するのも1つのデザインであると感じさせる配置になっています。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井やまで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。