都内の戸建て住宅にお住いのお客様です。お子様の部屋の一面に「Shelf 壁一面の本棚奥行250mm」を、一部勾配天井の傾斜に合わせながら設置いただきました。
2階の部屋には、窓を挟んで机と本棚が巧みに配置されています。この部屋は、北側斜線の影響を受けて天井に勾配がついているため、本棚もそのデザインに合わせて、窓側から3列分の高さが調整されています。特に、勾配部分の最上段にはぬいぐるみが並べられており、その配置が高さの差をうまくカバーし、インテリアとしてのアクセントにもなっています。このように工夫された配置により、部屋全体が機能的でありながら、温かみのある空間を演出しています。一方で平らな部分には、本棚の縦材がそのまま天井まで目一杯伸びて、その壁面を十分有効に活用しておられます。
勾配天井に差し掛かる部分から、本棚の縦板のサイズは短くされ、天井の勾配に対応するように作られています。水平になった天板の上には、異なるサイズの縫いぐるみが配置され、天井の形状に合わせた配置がされています。この配置により、空間全体に調和がもたらされ、視覚的なバランスが保たれています。ぬいぐるみの配置が、天井の勾配を視覚的にやわらげ、個性豊かなインテリアを演出しています。
本棚と向かい合う壁には勉強机が設置されています。この机は広々とした作業スペースを提供し、隣接する有孔ボードとのサイズバランスが絶妙です。勾配天井の低い位置を有効に活用したこの配置は、空間全体を効率的に使うための工夫が感じられます。机とボードの組み合わせにより、機能的でありながら快適な作業環境が実現されています。
この事例と関連するプロダクト
壁面を天井まで最大限に活用できる壁一面の本棚。専用の収納ボックスもある組み立て式。